新築一戸建てホームインスペクションの驚きの結果
2025年、株式会社さくら事務所が実施した新築一戸建てのホームインスペクションにおいて、全体の82.0%の住宅に何らかの不具合が指摘される結果となりました。この数字は、昨年の76.4%から5.6ポイントも増加しています。
調査概要
この調査は、2025年1月1日から12月31日までにさくら事務所が行った新築一戸建てホームインスペクションを集計した結果であり、全体で1,370件が対象となりました。調査期間は2026年1月15日から2月20日まで行われ、専門のホームインスペクターによる詳細な現場検査が行われました。
不具合指摘トップ3
1.
開口部等(47.7%)
- 窓やドアの開閉時にガタついたり、異音が発生するなどの問題が目立ちました。
2.
基礎・床下面(35.5%)
- コンクリートのひび割れや、「ジャンカ」現象と呼ばれる表面のザラつき現象が確認されました。
3.
外壁仕上げ(31.9%)
- 外壁に見られる欠けやヒビ割れ、外見上の不具合が多数報告されています。
これらの結果からも、新築住宅に対する不具合指摘が非常に高い水準に達していることが分かります。そのため、新築を購入する際には細心の注意が必要です。
不具合の増加傾向
不具合指摘率は、部位に応じて毎年ほぼ同様の順位を維持していますが、2025年は特に外壁仕上げや基礎部分、屋内の壁や天井裏、排水設備における指摘率が顕著に上昇していることが特徴的です。これは、床下や天井裏など普段はなかなか目に触れない部分での不具合が増加していることを示唆しています。
月別の指摘率推移
2025年の不具合指摘率は、特に7月から11月にかけて高く推移しました。この時期は、新たに建築確認を得た住宅が竣工し始めるタイミングと重なります。建築基準法の改正によるプロセスの変化や審査の長期化が影響を与えている可能性があります。
注意が必要な状況
特に3月は新築住宅の引き渡し件数が最も多い時期であるため、購入者自身がチェックする際にも今回の調査結果を参考にすることが大切です。1戸当たりの不具合指摘数も平均16.7箇所、中央値は15.0箇所と増加しており、制度の過渡期における現場でのミスや見落としが考えられます。
さくら事務所の取り組み
株式会社さくら事務所は、「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡す」ことを理念に掲げ、1999年に設立されました。利害にとらわれない第三者的な立場からの住宅診断や様々な不動産アドバイスを行っています。76,000組を超える実績を持つ同社のサービスは、多くの人々に支持されています。
新築を購入検討している方は、ぜひさくら事務所の調査結果を参考にして、自身の購入物件をより良いものにするための手伝いをしてもらいましょう。