三島友希の個展
2025-08-06 09:28:50

沖縄の美術家三島友希の個展「PAWN SHOP」が注目の理由

沖縄の美術家三島友希の個展「PAWN SHOP」



沖縄を拠点に活動する美術家、三島友希による個展「PAWN SHOP」がもうすぐ開催されます。この展覧会は、彼女が過去13年間に体験した出来事や人々との出会い、そして沖縄の社会的変化を反映した作品を通じて、さまざまな記憶や感情を掘り起こすものです。

三島の作品は、他人の手を離れたものや既に失われた何か、名もない記録に焦点を当てています。これらは「所有」と「忘却」の狭間に漂う曖昧な存在を具現化したものです。本展では、平面作品が中心に展示され、無作為な断片の中に在る時間や個人の経験が静かに滲む様子が描かれます。彼女の目を通して見ることで、観覧者は自身の記憶や感情を呼び起こされるかもしれません。

展示作品とそのテーマ


本展では、三島が日常の中で拾った記憶の欠片や、何かを手放した時の気配を表現します。作品は一見すると無作為に見えるかもしれませんが、そこには時間の流れや個人の経験が透けて見え、観る人々に深い感情を抱かせる力があります。剥がされたものや消されたもの、記録されなかった出来事が新たな“存在”として提示されることで、観覧者は自分自身の内面と対峙する機会がもたらされるのです。

三島は、今回の展覧会を通じて「個人の経験」と「社会的背景」が交差する場を提案します。彼女の作品には特定の物語が存在しないものの、曖昧な空気の中に確かに触れることのできる静かな層が表現されています。変わりゆく風景と、その中で見過ごされてきた痕跡や微かな気配を掬い上げるような作品群が展開され、観る人にとっての新たな視点を提供します。

三島友希のプロフィール


三島友希は、2001年に東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業した後、2012年に沖縄に移住しました。そして現在は沖縄市を拠点に、記憶や時間の痕跡、人の気配に注目した作品を制作しています。彼女は美術家としての活動に加え、沖縄にてアートスクール「Arts for Education tambourine」を運営し、地域との結びつきを大切にした表現活動も行っています。

法廷画の経験を持つ三島は、言葉にできない視線や記録されない出来事への関心を深めています。彼女の作品を通じて、観覧者は自らの記憶の旅をし、新たな気づきに出合うことでしょう。

展覧会詳細


  • - 会期: 2025年8月26日(火)〜8月31日(日)
  • - 時間: 10:00〜18:00(入場無料)
  • - 会場: Buffer(沖縄市園田1-8-31)
  • - 展示作品: 平面作品 約10点(展示・販売あり)

この特別な展覧会で、沖縄の美術シーンに新たな一歩を刻む三島友希の作品をぜひご体験ください。


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会社情報

会社名
error株式会社
住所
沖縄県沖縄市園田1-8-31
電話番号
098-988-5030

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