フェンダーがNAMM Showで発表した2025年新製品の魅力と展望

フェンダーが2025年NAMM Showで新製品を発表

アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くフェンダーミュージカルインストゥルメンツコーポレーション（FMIC）は、先日開催されたThe 2025 NAMM Showに参加し、新たにリリースする楽器やアンプ、アクセサリーのラインナップを発表しました。この新製品は、現代のプレイヤーのニーズに応えるべく、高品質かつ多様な音色を目指して設計されています。近年の音楽シーンにおいてプレイヤーの要求は多岐にわたりますが、フェンダーはその期待に応え、さらなる革新を実現しました。

新製品ラインナップのハイライト

今回のNAMM Showでは、Fenderの長い歴史に裏打ちされた革新性を反映した多種多様な新製品が発表されました。特に注目すべきは以下のモデルです。

- Player II Limited Sparkle
- Acoustasonic® Standard
- Blues Junior® 30th Anniversary Amplifier

FMIC製品開発の最高責任者、ジャスティン・ノーヴェル氏は、新製品発表について「Fenderにとって2025年は新たなフェーズの始まりです。私たちは、創造的なコミュニティとのつながりを再構築し、ミュージシャンの情熱を刺激する次世代の楽器を提供できることを嬉しく思います」とコメントしています。

彼はまた、すべてのギターやアンプにおいて先進的なデザインと適応性を最大限に追求していることを強調し、さまざまな演奏スタイルのニーズに応える製品群を提供する姿勢を示しました。

各製品の特徴

エレクトリックギター

今回発表された「STANDARD シリーズ」は、演奏者の音楽の旅に寄り添うことを目的に設計されています。個々のタイプに適したモデルが揃い、親しみやすい演奏性と魅力的な音色を提供しています。特に人気のモデルは、Standard Series Stratocaster®、Standard Series Telecaster®で、両モデルとも市場想定価格は88,000円（税込）です。これらは2025年2月からの販売を予定しています。

「AMERICAN VINTAGE IIシリーズ」はコレクターやギタリストにとって夢のようなラインナップで、当時の仕様が忠実に再現されています。例えば、Limited Edition American Vintage II 1951 Telecaster®は374,000円（税込）で販売されます。

アコースティックギター

アコースティック系では「ACOUSTASONIC® STANDARD」に注目です。この楽器はアコースティックとエレクトリックの2つのサウンドを一つにしたクリエイティブなツールであり、さまざまなトーンを楽しむことができます。価格は99,000円（税込）で、国内販売は2025年4月を予定しています。

アンプ

「BLUES JR 30TH ANNIVERSARY」は、30年の歴史を誇る「Blues Junior™」の特別版で、サウンドだけでなく外観も魅力的です。価格は165,000円（税込）で、2025年6月に発売予定です。

アクセサリー

その他にも数多くのアクセサリーが発売されます。たとえば、Player Electric/Acoustic Capoは1,980円（税込）、Contour™ Series Instrument Cablesは1,760円（税込）からの価格で販売されます。

エキサイティングな新たな提供

FMICエグゼクティブヴァイスプレジデントセールス部門のタミー・ヴァン・ドンク氏は、2025年の新製品について「情熱を持ってデザインされたラインナップは、今日のミュージシャンにとって無二の音質と演奏体験を提供することを目指しています」と述べています。新しい技術やスタイルを取り入れた製品群は、まさに現代の音楽シーンにマッチしたものとなっています。

これらの新製品はFenderの魅力を新たな次元に引き上げるものであり、世界中の音楽愛好者たちからの注目を集めることは間違いありません。2025年の製品展開に期待がかかります。