北海道初!北見市とスケッターが連携
介護や福祉に特化した謝礼付きボランティアの地域互助プラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボが、北海道北見市と連携を深め、厚生労働省のモデル事業として「介護未経験者等マッチング機能強化モデル事業」を開始することが発表されました。この新たな取り組みは、2025年12月から本格的にマッチング事業をスタートさせる予定です。
スケッターの理念と活動内容
「スケッター」とは、地域住民同士が福祉活動を支え合うための互助インフラを構築することを目的としたプラットフォームです。2019年のリリース以来、未経験者や資格を持たない方でも参加できることが特徴で、特に身体介助以外での貢献が可能です。
このプラットフォームには、登録者の約70%が介護関係の経験がない異業種の人々で構成されています。多くのユーザーが「地域の役に立ちたい」とのマインドを持つため、アクティブシニアや学生を含む多様な世代が関与しており、特に高校や大学との連携も急速に進展しています。
連携自治体と広がる可能性
スケッターは、すでに東京都中野区や品川区、港区、目黒区など、各自治体ともさまざまな連携を形成しています。さらに、埼玉県川口市、宮城県仙台市、福岡県北九州市、神奈川県小田原市、熊本市、川崎市、長野県庁、さらには長野県の須坂市や小諸市、茨城県大子町など、多岐にわたる地域と協力しながら事業を展開しています。
地域のニーズや特性に応じた形でのマッチング事業が進むことで、介護人材がさらに広がり、コミュニティ全体の福祉レベルが向上することが期待されています。全国的に地域介護の重要性が高まる中、今後のスケッターの活動に注目が集まります。
北見市の福祉への取り組み
北見市は、地域住民の福祉活動を支え合う取り組みを提案しており、「スケッター」との連携により、そのビジョンを実現しようとしています。このモデル事業を通じて、福祉人材の裾野を広げ、地域全体で高め合う環境の構築を目指しています。新しいエコシステムが形成されることで、介護分野への新しい人材の流入が促進され、利用者にも大きな恩恵がもたらされるでしょう。
スケッターの公式ページでは、さらなる詳細や今後の展望についても確認できるため、興味のある方はぜひ訪れてみてください!
スケッター公式サイト