ファッションの新しい可能性を探るセミナー
2025年7月16日(水)、ファッション界の注目ブランド『CFCL』が主催する特別セミナーが開催される。このセミナーでは、ブランドの創設者である高橋悠介代表兼クリエイティブディレクターと、松浦直彦副社長兼COOが登壇し、ブランド運営の哲学や持続可能性に基づく成功の秘訣について語る。
イベントの背景
『CFCL』は、2020年に高橋代表が設立。彼はファッション業界における社会的課題に直面しながら、社会貢献と事業成長の両立を実現するためのブランド哲学を構築。松浦副社長は、投資家としての知識を生かし、ブランドが持続的に成長できるよう組織運営を支援してきた。これらの経験をもとに、双方が持つ視点を交えたセミナーが実施される。
セミナー内容
このセミナーは、ファッション業界における持続可能性や社会貢献の重要性に焦点を当て、以下の内容で構成されている。
1. 開会の挨拶
最初に、WWDJAPAN編集長の村上要が登壇し、持続可能な競争優位性を築くための企業の取り組みを紹介する。社会的責任(CSR)が企業活動に及ぼす影響を考察し、利益を追求しながらも社会的課題に取り組むブランドとして『CFCL』の概要も紹介される。
2. 高橋悠介の講演
第1部は高橋代表が登壇し、どのように社会性をブランドの核心に位置づけているかを語る。「社会性」が収益とどのように結びつくか、消費者の期待に応えるためのデザイン哲学など、実践的な内容が期待される。特に、「多様性」の重要性と、それがどのようにブランドの独自性に繋がるかを掘り下げる。
3. 松浦直彦の講演
第2部では、松浦副社長が登壇し、成長を志向する日本ブランドが直面する課題について話す。特に、組織運営における証拠を基に、効果的な人材教育や公平な報酬体系の構築について語る。これにより、従業員とブランドの潜在能力がどのように引き出されるかに焦点を当てる。
4. クロストーク
最後に、高橋と松浦が共にシナジーを生む方法について語る。「社会を変えるブランド」を目指し、二人のビジョンを共有する。このパートでは、実践的なビジネスモデルや未来の展望についても言及される。
参加方法
参加希望者は、会場またはオンラインで受講できる。会場は東京都港区に位置する株式会社ヤプリの高層階で行われ、定員は先着順で50名、オンラインは100名まで。セミナー参加費は早割があり、最安で11,550円のスタンダードプランが提供される。当日は、セミナー終了後にミートアップの機会も用意されており、参加者同士の交流が期待できる。
まとめ
本セミナーを通じて、『CFCL』が追求する持続可能なブランドの理念や経営モデルを学び、実践に活かせる具体的な知見を得る絶好の機会となるだろう。ファッションの未来に関心がある方々にとって、見逃せないイベントである。