介護ビジネスの未来を見据えた取り組み—小樽商科大学が新たな講座を開講
2025年8月、小樽商科大学ビジネススクールが特別経営学講座「ネクストリーダーの経営学 〜介護ビジネスの革新的戦略〜」第2回の募集を開始することが発表されました。この講座は、介護業界におけるビジネスの革新を目指す方々に向けて設計されており、受講生は2025年5月22日から7月18日の期間中に申し込みが可能です。
講座の概要と特徴
本講座は、受講期間が2025年8月28日から2026年2月下旬にかけて設けられ、オンラインとリアルの両方の形式で提供されます。特に期待されるのが、経営者コースとミドルマネジメントコースの2つの異なるカリキュラムです。
経営者コース
- - 受講料: 220,000円 (税込)
- - 定員: 16名
- - 対象者: 介護施設の経営者や経営幹部、または事業承継を考える方々
このコースでは、オンデマンド授業やリアルタイムの遠隔授業を系列的に受講し、現地での報告会や視察も含まれます。特に重要なのは、参加者が自社の戦略を分析し発表する機会が与えられる点です。これにより、他の参加者や教員との意見交換が促進され、ビジネスの視野を広げることができます。
ミドルマネジメントコース
- - 受講料: 33,000円 (税込)
- - 定員: 16名
- - 最低催行人数: 10名
現場のマネジメントを担うリーダーや管理職を対象としたこのコースは、経営者コースとは別の日程で実施され、より具体的なマネジメントスキルの習得が目指されます。
講座の運営とサポート体制
本講座は、国立大学法人である小樽商科大学が運営し、経営の専門家が実践的な知識と最新の戦略を提供します。また、受講生には業界専門コンサルタントによるハンズオン支援が提供され、実際の課題に対するフィードバックやサポートが得られる点も大きな魅力です。
コメント
本プログラムの運営責任者である小樽商科大学ビジネススクールの藤原准教授は、「社会的使命と収益性を両立するためには、次世代のリーダーが必要」と強調しています。また、さくらCSホールディングスの中元代表取締役も「持続可能で新しいビジネスモデルを考えるネクストリーダーを輩出したい」と述べ、業界の重要な変革期における人材育成の重要性を訴えています。
参加方法
詳細やお申し込みは、小樽商科大学の公式ウェブサイトから行うことができ、この貴重な機会を逃さないようにしましょう。介護業界の未来を共に切り拓くため、ぜひ参加をご検討ください。