早稲田大学のWebマガジンにおける新たな取り組み
早稲田大学は、その広報誌「早稲田ウィークリー」において最新の多言語化ソリューションである『WOVN.io』を導入し、英語版の公開を開始しました。この新たな試みは、国内外の学生に向けて、より迅速かつタイムリーに情報を発信するための重要なステップです。
早稲田ウィークリーの背景
「早稲田ウィークリー」は1966年に創刊され、2016年からはWebマガジンとして運営されています。主に在学生をターゲットとし、大学と学生スタッフが連携して最新情報を発信しています。遅れがちだった英語版の情報発信を強化することで、特に国際色豊かな環境を持つ早稲田大学の国際的な魅力を高める狙いがあります。
WOVN.io導入の目的
早稲田大学は、留学生を多く受け入れており、彼らの大学生活を支えるための制度も整っています。しかし、以前は日本語と英語の情報発信においてサイトが別々で、英語版の公開が日本語版に比べて数週間の遅れがありました。そこで、翻訳リソースに依存せずタイムリーに情報を発信するために、WOVN.ioを活用することにしました。
WOVN.ioの機能と利点
WOVN.ioは機械翻訳と用語集機能を備えており、効果的に情報を翻訳しつつ、安定した品質を維持することが可能です。特にライブエディター機能を利用すれば、翻訳内容をリアルタイムで確認し、修正ができます。また、機械翻訳を利用する際の注意を促すモーダル機能も効果的です。
この結果、早稲田ウィークリーは日本語と同等の情報量と質を持つ英語コンテンツを、迅速に提供できるようになりました。
SEO対策と国際化の促進
さらに、WOVN.ioでは海外向けSEO対策に必要なタグの翻訳を行い、各言語ごとに独自のURLを発行することができます。これにより、世界中の留学希望者に向けて早稲田大学をより認知されやすくし、興味を引く環境を整えました。
未来の展望
早稲田大学は、WOVN.ioを活用することで、全ての学生がより充実した学生生活を送れるような多言語情報発信を今後も続けていく予定です。国際的な情報共有の場が広がる中で、大学の魅力をさらに高めていくことに期待が寄せられています。
参考リンク
早稲田大学とWOVN.ioのコラボレーションは、情報の多様性と迅速な発信を実現し、国際的な学生生活をサポートする新たな踏み出しとなっています。