福岡の名物「もつ鍋やま中」が大迫ホールディングスに承継される意義
福岡の名物「もつ鍋やま中」の未来
福岡で愛されている伝統的な味、もつ鍋のフラッグシップブランド「やま中」が、大迫ホールディングス株式会社(OHD)グループの株式会社OSAMに新たに承継されることとなりました。このニュースは、2026年3月31日に発表されたもので、地域の食文化を担う重要な取り組みとして多くの注目を集めています。
「やま中」とは?
「やま中」は1984年に福岡市南区大橋で創業されたお店です。味噌もつ鍋の発祥の店として知られ、長年にわたり地元の食文化の一翼を担ってきました。その独自のレシピと地域密着型のおもてなしは、数多くのお客様から愛され続け、福岡の飲食ブランドの代表格となっています。やま中のもつ鍋は、新鮮なもつと厳選された味噌を使用し、食材の持ち味を最大限に引き出す工夫がされています。
事業承継の意義と目的
大迫ホールディングスのグループ会社であるOSAMは、このたび福岡キャピタルパートナーズが運営する投資事業から「やま中」の全株式を取得し、事業の承継を実現しました。この承継の意義は、単に経営権を引き継ぐだけではありません。創業者が大切にしてきた「味」と「おもてなしの精神」を未来に伝えることを主眼に置いています。また、このプロセスは地域経済の活性化にも寄与するものと期待されています。
OHDグループは、地域に根ざした企業の価値を持続的に育むことを基本方針としており、やま中の持つブランド力と文化的価値を次世代へと繋げる役割を負っています。このような取り組みにより、地域資本としての価値を守りながら、事業の安定性を保つことができます。
今後の運営方針
新たにやま中を牽引することになるのが、代表取締役の小野政彦氏です。今後の運営に関して、OHDは現状の経営体制を維持しつつ、短期的な方針変更は見込んでいません。品質の維持と現場の安定を最優先にし、無理な拡大を避け、じっくりと事業の基盤を固めていく方針です。
また、やま中の魅力を広め、より多くのお客様に楽しんでもらえるよう、段階を追って施策を講じていく考えを示しています。具体的には、ブランドの認知度を高め、SNSやオンライネントにおいてのプロモーション活動も強化していく予定です。
代表者のコメント
小野代表取締役は、「やま中は福岡の誇るべき大切なブランド」と語り、承継に際する思いを強調しました。「私たちの役割は、伝統を“変える”のではなく、“守り抜く”ことです。この土地の資本として、味と文化を次世代に繋げていく覚悟でいます。」と述べており、地域貢献とブランドの守護に真摯な姿勢を示しています。
まとめ
地域の食文化を体験し、次代へ受け継いでいく責任を担う「やま中」。福岡のもつ鍋を受け継ぎつつも、新しい時代に向けた発展も目指しています。ますます目が離せないこのブランドの動きに、今後も注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社OSAM
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅東三丁目1番29号
- 電話番号
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092-483-0315