株仲間と情報共有の重要性
2015-07-16 15:30:02
投資家のニーズ変化!株仲間との情報共有が重要に~Finatext社の調査で明らかに~
投資家のコミュニケーションニーズ:株仲間との情報共有が重視される
近年、個人投資家の増加に伴い、投資に関する情報収集や意思決定プロセスへの関心が高まっています。株式会社Finatextが運営する株アプリ『あすかぶ!』のユーザーを対象とした調査では、投資における情報共有の重要性とそのニーズの高さが浮き彫りになりました。
調査では、1168人の『あすかぶ!』ユーザーを対象にアンケートを実施。その結果、実に約半数(40%)がスマホで確認したい株関連情報として「話題株の情報」を挙げました。さらに、「株に関する不明点を質問できる環境」(22%)、「他の投資家の意見を参照できる機能」(21%)、「銘柄に関する豆知識」(16%)といった、コミュニティを通じた情報共有への強いニーズが明らかになりました。
これは、個人だけで投資判断を行うのではなく、他の投資家との情報交換や意見交換を重視する投資家の増加を示唆しています。実際、調査では「周囲に株について話せる人がいるか」という質問に対して、61%(708人)が「いない」と回答。自由記述欄には「株について議論できるコミュニティを希望する」といった声が多数寄せられ、投資家同士が繋がり、情報や意見を交換できるコミュニティへの強い需要が確認されました。
情報収集のタイミング:市場開場前の情報収集が主流
調査では、株関連の情報収集のタイミングについても質問。最も多かったのは「朝(25%)」で、市場が開場する9時前に1日の市場動向を予測するための情報収集に多くの投資家が時間を割いていることが分かりました。続いて「帰宅後(22%)」、「昼休み(19%)」と続き、市場が閉まっている時間帯に情報収集を行い、投資判断に臨む投資家が多い傾向が見られました。
今後の展望:コミュニティ機能強化とデータ活用によるサービス向上
Finatext社は、今回の調査結果を踏まえ、『あすかぶ!』のコミュニティ機能強化に注力していく方針です。ユーザーにとってより魅力的なコミュニティアプリとなるよう、サービス運営に尽力していくとしています。また、話題株に関する情報ニーズの高まりに対応するため、同社が保有するビッグデータと独自のアルゴリズムを駆使し、日々話題となる銘柄に関する情報を提供することで、投資家の意思決定を支援していくとしています。
株式会社Finatext:FinTechベンチャーの取り組み
2014年設立のFinatext社は、東京を拠点とするFinTechベンチャー企業です。モバイルを中心とした金融サービスを展開しており、『あすかぶ!』は同社の主力サービスとなっています。東京大学経済学部出身者を中心に構成され、投資銀行経験者や経済学博士、東京大学教養学部講師など、多様な人材が新しい金融ビジネスの創造に取り組んでいます。
まとめ
Finatext社の調査から、投資家の間で株仲間との情報共有がますます重要になっていることが明らかになりました。投資判断にあたり、単独での情報収集に留まらず、多様な意見や情報を収集し、コミュニティを通して投資判断を行うスタイルが浸透しつつあると言えるでしょう。Finatext社は、『あすかぶ!』を通じて、投資家の情報ニーズに応え、より充実した投資環境を提供していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社Finatextホールディングス
- 住所
- 東京都千代田区九段北1丁目8番10号住友不動産九段ビル9階
- 電話番号
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