2023年10月、MetaLabが運営するオンライン学習プラットフォーム「MEキャンパス」は、東京建物株式会社と共同で新たな企業連携プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは「Tokyo Meta Living」というメタバースプラットフォームにおいて、学生に実践的な経験を提供することを目的としています。
「Tokyo Meta Living」は、自由な発想で家具の企画やモデリング制作を行うことができるメタバース空間です。参加する学生は3DCGスキルを駆使して、オンライン上で利用できる家具を設計・制作し、実際にユーザーに提供される過程を経験できます。これにより、学生は自分の作品を形にするだけでなく、実務的なスキルを磨く貴重な機会も得ることができます。
メタバース空間での共創体験
「Tokyo Meta Living」では、ユーザー同士での交流を促進する仕組みが整っています。作成したコーディネートをオンラインで共有し、他のユーザーから「いいね」を受け取ることで、ポジティブなフィードバックが得られる環境が整っています。この共創的な体験は、学生にとって自らのアイデアや創造性を発揮する場として、大いに魅力的です。
前回のプロジェクトでは、多くのクリエイターが自分のスタイルを反映した作品を制作し、ユーザーからの評価も非常に高かったとのことです。Tokyo Meta Livingの担当者は、今回も学生の作品を楽しみにしていると語り、自由な発想で作られた家具がどのように成形されていくのか期待していると言います。
学生にとっての意義
このプロジェクトに参加することで、学生は企画から制作、サービス提供までの全プロセスを体験することができます。このような実践的な経験は、ポートフォリオづくりや今後のキャリア形成にも大いに役立つことでしょう。特にクリエイターを目指す学生にとっては、実務に近い環境で学び、成果を得ることができるチャンスです。
MEキャンパスについて
「MEキャンパス」は、オンラインでクリエイターとして活躍するための学びを提供しています。リスキリングの需要が高まる中、特にデジタルスキルを持つ人材の育成は重要なテーマとされています。このプラットフォームではアウトプットを重視し、学習者自身が課題を制作することからスタートします。また、専門のコーチやAIアシスタントによるサポートがあり、学生同士の交流を促すカリキュラムが組まれているため、学びを深める環境が整っています。
現在、MEキャンパスでは、2024年10月に開講するいくつかの専攻の受け付けを行っており、VTuberモデリング専攻や3DCG総合学科、Unity総合学科が設けられています。
また、10日間の無料体験入学も整っており、この期間中に自身の興味を持った分野を深く理解することも可能です。さらに1DAY無料体験のイベントも計画されているため、初心者でも気軽に参加できる機会が提供されています。
結論
「MEキャンパス」と「Tokyo Meta Living」の連携プロジェクトは、学生に新たな学びの機会と表現の場を提供します。メタバースという新しい技術を活用し、独自のクリエイティブな作品を世に送り出すチャンスが広がっています。これからの時代を生き抜くために、ぜひこの機会を活用してみてはいかがでしょうか。