MGCシリーズ 2025-26が長野マラソンで開幕
2025年4月20日、長野マラソンが開催され、「MGCシリーズ」2025-26が本格始動します。このシリーズは、''JMCシリーズ''を引き継ぐ形で、マラソンの年間王者を決定する舞台です。マラソンファンにとっては、特に重要な意味を持つシリーズとなります。
シリーズと大会概要
新しいMGCシリーズは2025年3月10日から26年3月までの期間で、主要なグレードカテゴリー1(G1)大会を有します。男子カテゴリーには『第56回防府読売マラソン』『福岡国際マラソン2025』など、合計8つの大会が含まれ、女子は3大会と合わせた計7大会が予定されています。このシリーズのチャンピオンは、アジア大会でのマラソン日本代表に内定する特典があります。
MGCシリーズのポイント計算は、過去のルールを踏襲し、記録と順位の倍率によって決まります。例えば、長野マラソンはグレード3(男子のみ)大会であり、日本人選手が1位で到達すれば20ポイントが与えられます。このポイントを競り合う中で、28年のロサンゼルスオリンピック出場が左右されるのです。
注目のエントリー選手たち
今年の長野マラソンには、国内招待選手として西研人(大阪ガス)と秋山清仁(愛知製鋼)という2名がエントリーしました。西は過去に25年の大阪マラソンで自己記録を更新し、2時間08分11秒という素晴らしいタイムをマークしています。一方、秋山も優れた記録を持ち、過去に箱根駅伝での活躍も知られています。
彼らは今大会において、それぞれ新たな自己記録とMGC出場権を目指して挑戦します。各選手の走りから目が離せません。
大会新記録に期待
長野マラソンは、98年以来市民マラソンとして親しまれ、歴代の大会記録はフランシス・キビワット(ケニア)による2時間09分05秒です。今年の大会で、もし日本人選手がこの記録を破れば、大会新記録として大きな話題となるでしょう。コースが比較的平坦であることも、そうした快挙を期待させます。
スペシャルゲストと共に
また、大会にはオリンピック金メダリストである高橋尚子さんや、他の著名なゲストランナーも参加します。これによりさらなる盛り上がりを見せることでしょう。
概要とスタート地点
第27回長野マラソンは、長野市吉田の長野運動公園をスタート地点とし、長野オリンピックスタジアムにフィニッシュします。2025年4月20日、約1万人のランナーが春の信濃路を駆け抜ける姿に期待が寄せられています。
この大会を皮切りに、MGCシリーズによるダイナミックなマラソンシーズンが幕を開けるのです。これからの選手たちの走りに注目です!