医療現場に革命をもたらすMediOS、多言語支援機能を導入
Contrea株式会社が提供する医患連携システム「MediOS」が新たに多言語対応機能を追加しました。この新機能は、医療従事者と外国人患者をつなぎ、医療業界におけるコミュニケーションの壁を取り除くことを目的としています。
多言語対応機能のリリース背景
日本には約358万人の外国人が在留しており、訪日外国人の数も年々増加していることから、医療機関における外国人患者への対応が求められています。しかし、緊急の入院や定型的な説明において、従来の医療通訳制度では即座に対応できない場合も多く、医療従事者には対応にかかる負担がかかっています。
そこで、多くの医療機関からの要望に応える形でMediOSが多言語対応機能をリリースし、医療現場の負担を軽減することを目指しています。この機能により、医師や看護師は外国人患者に対してもスムーズな説明を行うことができ、患者が安心して医療を受けられる環境を整えることができます。
対応言語とその内容
新たに対応した言語は、英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語の4つです。この機能により、各言語に対応した入院案内のサンプル動画も公開されており、医療機関は即座に導入して利用できるようになっています。
今後の展開について
多言語対応はこれにとどまらず、今後韓国語、タガログ語、ベトナム語等にも拡大する予定です。医療機関からのニーズに応じて、順次新たな言語をリリースしていく方針です。これにより、さらなる外国人患者への対応が可能となり、医療の質を向上させることが期待されています。
MediOSの特徴と機能
MediOSは、医療現場における医療者と患者との連携を強化するために設計されたシステムです。主な機能として、標準的な医療説明をアニメーション動画で伝える「説明支援」や、患者への指導をサポートする「遠隔サポート」、さらに、「電子同意書」や「アナムネ/問診票」といった機能を搭載しています。
このような取り組みにより、MediOSは効率化だけでなく、患者の主体的な医療参加を促進し、医療に対するエンゲージメントを向上させることを目指しています。これにより、医療の質の向上への貢献が期待されます。
会社概要
Contrea株式会社は2020年に設立され、MediOSの企画・開発・運営・販売を行っています。代表取締役の川端一広氏は、「医療の現場を変革し、患者が安心して医療を受けられる環境を整えたい」と語っています。
私たちの医療が、より多くの人々に優しく、そして質の高いものであることを目指して、今後も更なる機能の追加を計画しています。興味がある方はぜひ、MediOSの詳細を公式サイトでご覧ください。