高校と企業の連携
2024-07-31 16:41:41

インフロニアとNTT ExCが高校探究学習をサポートする新教材開発

インフロニア・ホールディングスとNTT ExCによる探究学習教材



教育の現場において、企業と高校の連携が進んでいます。この度、インフロニア・ホールディングス株式会社と株式会社NTT ExCパートナーが共同で、高校生向けの探究学習教材を開発したことで、注目が集まっています。この教材は、社会課題を学びながら、自らのキャリア形成を考える新たなアプローチを提供します。

1. 背景と目的



2022年度から日本の高等学校で探究学習が必修化されました。生徒たちは自らの興味に基づきテーマを設定し、社会と接点を持ちながら課題解決に取り組むことが求められています。このような流れの中で、企業テーマが採用される事例も多く見られ、企業側にとっては自身のCSR活動とダイレクトに結びつく機会が増えています。インフロニアとNTT ExCは、学生たちにインフラに関連する重要なテーマを通じて実践的な学びを提供することを目的としています。

昨年度には、実際に高校生向けの出前授業を行い、学生の興味や理解度に基づいてコンテンツの検討を進めてきました。その結果、インフラとそのサービスに関する教材が完成したのです。

2. 特徴的な取組み内容



新しい教材の第一弾として、二つのテーマ、「つくる(建設)」と「まもる(維持管理・運営)」が選ばれました。この内容は動画やテキストを通じて展開され、学生が自ら考えるきっかけを提供します。また、8月以降にはさらに多様な教材がオンラインで提供される予定です。これにより、インフラの重要性や関連する職業への理解を深める機会が広がります。

インフロニアの取り組みは、地域社会に向けた意義を持ち、インフラサービスやその管理業務を学ぶことができるのです。これは、将来を見据えたキャリア形成にもつながります。

3. 教材の内容



新教材は、身近でありながら重要なインフラに焦点を当て、「つくる」ことと「まもること」に分かれています。具体的には、建設プロセスやインフラの維持管理について学ぶことで、高校生が自分で解決策を考えられるようになることを狙いとしています。これは、学問的な知識だけでなく、実際の社会での問題解決能力を養うための大きなステップとなります。

4. 今後の展開



このプロジェクトはすでに新たな展開を予定しています。2024年には、「TimeTact」プラットフォーム上に教材が掲載され、さらにインフロニアおよびグループ会社の特設ページでも多様な教材が提供されます。また、将来的には中学校向けにも教材の展開が計画されています。

継続的な出前授業などを通じて、インフラに関する理解を促進し、社会課題の解決に向けた関心を高める取り組みが続いていくでしょう。

5. 企業の背景



インフロニア・ホールディングスは、2021年に設立され、東京都千代田区に本社を置いています。インフラに関する幅広いサービスを提供し、それに伴う企業活動を行っています。また、同社のグループ会社インフォインフ株式会社も、インフラ管理の新たなアプローチを模索し、その活動を進めています。

教育の未来と企業が活躍する場をつなぐ新たな取り組みが、教育現場に新風をもたらすことが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社NTT ExCパートナー
住所
東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 パレスサイドビル7階
電話番号
03-5440-2716

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