テサが挑む自動車業界の未来
2026年6月24日、横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2026」において、テサテープ株式会社は先進的な接着ソリューションを紹介しました。このイベントは、自動車業界における革新技術を集めた展示会で、テサは特にEV(電気自動車)バッテリー製造に関連する製品に焦点を当てました。
EVバッテリー向け接着ソリューションの重要性
EVバッテリー製造において、接着剤と粘着テープは重要な役割を果たしています。テサのアンドレアス・グンネストランド社長は、「自動車の電動化が進む中で、我々はバッテリーセルのラッピングやバッテリーパックのシーリングに最適な粘着テープを提供している」と述べ、製造効率と品質の向上に寄与するための取り組みを語りました。具体的には、バッテリーセルの絶縁層を形成するセルラッピングテープや、水の侵入を防ぐシーリングテープ「tesa® ACXplus Box Seal」が紹介されました。
これらの製品は、液体接着剤と違って乾燥時間が不要であり、自動貼付プロセスへの組み込みが容易な特徴があります。
自動化を見据えた穴塞ぎ工程
テサはまた、車体製造の自動化に対応した接着ソリューションも発表しました。特に注目されるのは、カートリッジ式のホールカバーテープ自動貼付けシステム「tesa® ProSeal」です。このシステムは、従来の樹脂プラグに代わり、自動でホールカバーテープを貼り付けることができ、作業効率の向上と生産性を大幅に向上させることができます。
テサの技術を用いることで、穴塞ぎの工程において最大80%の軽量化が可能となり、生産工数や作業負荷の軽減にもつながるのです。
日本プラズマトリートとの共同展示
また、テサは日本プラズマトリート株式会社と手を組み、実際のプロセスを示すデモンストレーションも実施しました。プラズマ表面処理技術を用いることで、接着強度の向上やプライマーフリー化の可能性を示し、これからの接着スノウが確実に進化していることをアピールしました。
未来を見据えて
テサは今後も、自動車業界の電動化や生産工程の自動化促進に寄与する接着ソリューションの開発に注力し、顧客のものづくりをサポートしていく方針です。テサグループは長年の経験を活かし、世界各国で幅広い産業向けに自社の技術を展開しており、その品質と革新性が高く評価されています。
テサテープ株式会社について
1964年に設立されたテサテープ株式会社は、自動車やエレクトロニクス、印刷など、幅広い分野での接着ソリューションを提供しています。持続可能な社会の実現に向けた取り組みも行っており、環境への配慮を忘れずに製品開発を進めています。テサテープは、日本市場においても革新技術を駆使し、今後も業界の変革を支えていくことでしょう。