トランスウーマンの美しさを競う「ミスインターナショナルクイーン日本大会」
日本のトランスウーマンたちが集い、その美しさや個性を競う「MISS INTERNATIONAL QUEEN JAPAN 2023」が、10月28日(土)に東京・代々木の山野ホールで開催されます。この大会は、タイ・パタヤで行われる世界大会「MISS INTERNATIONAL QUEEN 2023」の日本代表を選出するための予選大会です。会場には、トランスジェンダーの活動を通じて自らのビジョンを広げてきた参加者たちが集まり、舞台で自分自身の魅力を発揮します。
世界大会への道のり
「MISS INTERNATIONAL QUEEN」は、2004年にスタートし、今年で第17回を迎える歴史あるコンテストです。特に有名なのは、2009年にグランプリを受賞したはるな愛さんの存在で、彼女の活躍は多くの人にインスピレーションを与えています。今回の日本大会には、著名な審査員たちが集結し、参加者たちのパフォーマンスを評価します。
審査員には、2009年の世界大会グランプリ受賞者のはるな愛さんや、MIQ世界大会初代グランプリのノーン・ポーイさん、さらには2022年グランプリのフューシャさんなど、名だたる面々が勢揃いします。特に目を引くのは、世界的な写真家レスリー・キー氏が公式プログラムブックの撮影を手掛け、同時に審査員としても参加することです。彼の魅力的な視点から、参加者の新たな一面を引き出すことでしょう。
多彩な審査内容
日本大会では、参加者が自己表現を十分に発揮できるように、4つの審査項目が設けられています。これには、パフォーマンス審査、水着審査、ドレス審査、そしてスピーチ審査が含まれています。特にパフォーマンス審査では、参加者たちが自身の衣装やパフォーマンス内容を自由に考え、ダンスや演技を披露します。また、スピーチ審査では、自らの人生や今後の目標について熱い思いを語り、感動的な瞬間を生み出します。
昨年の日本代表を務めたゆしんさんも、ファイナルウォークとして登壇し、その美しい姿を再び観客の前で披露します。さらには特別ゲストによるパフォーマンスも予定されており、会場は多彩なエンターテイメントで賑わうことでしょう。
LGBTQへの理解を深める場として
この大会の開催は、LGBTQ(セクシャルマイノリティ)への理解をより深める貴重な機会となります。トランスウーマンたちが自らの美しさを信じ、堂々と表現する姿は、来場者にとっても大きな刺激となるでしょう。二年ぶりに戻ってきたこの日本大会に、多くの人々が参加し、共感・理解する場となることを願っています。
安全対策と新型コロナウイルスへの配慮
主催団体は新型コロナウイルス感染の拡大防止策に十分に配慮し、安全と思われる環境づくりを重視してイベントを進行します。観客を迎える準備も万全です。
概要
この特別なイベントを通じて、トランスウーマンたちの美しさと勇気をぜひ感じてください。