Pendoが日本語UIを導入しソフトウェア体験を向上へ向けた新たな一歩

Pendoが日本語UIを提供 - ソフトウェア体験管理の新たな時代

ソフトウェア体験管理（SXM）プラットフォームを展開するPendoが、日本市場に向けた日本語ユーザーインターフェース（UI）の提供を正式に開始しました。この新しい取り組みは、2025年7月2日に東京で開催されるフラッグシップイベント「PendomoniumX Tokyo」でお披露目される予定です。このプロジェクトは、国内ユーザーの体験を向上させるためのローカライゼーション施策として位置づけられています。

近年、大規模な国内企業ではカスタマーサクセスや営業企画、業務企画といった業務部門がプロダクト改善やユーザー体験の設計に深く関与することが一般的になっています。そのため、日本語での操作画面のニーズが高まっており、ユーザーから「もっと直感的に使える環境を整えてほしい」といった要望が多く寄せられていました。実際、Pendoでは2024年初頭から約1年半で日本における月間アクティブユーザー（MAU）が2.5倍に増加しています。この数字は、現場主導のデータ活用ニーズが急速に高まっていることを示しています。

日本語UIの主な機能

提供が始まった日本語UIでは、特に要望の強かった以下のような機能が日本語で利用できるようになります。

- ページ管理、機能、トラックイベントの管理
- アカウントや訪問者の分析画面
- ログイン画面
- ナビゲーションバーなど

ユーザーはPendoにログイン後、設定からユーザープロフィールにアクセスし、右上のボタンをクリックすることで「日本語」を選ぶだけで、日本語のUIに切り替えられます。

さらに、Pendoは今後もローカライズの範囲を柔軟に拡張していく考えです。画面単位や機能単位での対応を進めるだけでなく、日本語のナレッジベースの充実やサポート体制の強化にも力を入れていく方針です。具体的には、プロダクト、デザイン、エンジニアリング部門に加え、日本とドイツのサポートチームを含む約20名のチームが、このローカライゼーションプロジェクトに取り組んでいます。

Pendoの言葉

Pendo.io Japan株式会社のカントリーマネージャー花尾和成氏は、「プロダクトやサービスの改善を業務部門が自ら実行できる時代において、使いやすさは何より重要です。日本語UIの提供は、Pendoが日本のお客様の声に真摯に向き合った結果です」とコメントしています。また、「今後も現場に寄り添いながら、より良い体験を提供するためにさらなるローカライゼーションを進め、SXMの世界観を広げてまいります」とも語っており、今後の展開に期待が高まります。

本発表に伴い、2025年7月2日（水）には東京・赤坂インターシティコンファレンスでPendo主催の年次カンファレンス「PendomoniumX Tokyo」が開催されます。当日は、日本語UIを実際に体験できるブースや、国内外の先進企業による活用事例、ユーザー体験向上のためのベストプラクティスが紹介される予定です。

Pendoは、全世界の企業が質の高いソフトウェア体験を実現できるよう、様々な取り組みを続けています。エンジニアでないユーザーでも、ソフトウェア上の課題を分析、評価、対応できることをサポートし、ビジネス成果の最大化を支援します。統合型の「ソフトウェア体験管理（SXM）」プラットフォームは、顧客向けや従業員向けの全てのアプリケーションを包括的に管理します。Pendo.io Japan株式会社は2020年11月1日に設立され、日本市場にセグメントされたサービスを提供しています。

公式ホームページ: Pendoについて