再生可能エネルギーとセキュリティ
2026-08-26 11:53:33

再生可能エネルギーを守る!業界初のサイバーセキュリティ診断事業スタート

再生可能エネルギーの安全を守る新たな一歩



再生可能エネルギーが注目される中、その中心的な役割を果たす系統用蓄電所(Battery Energy Storage System: BESS)。しかし、このシステムが抱えるセキュリティの課題は見逃せません。そこで、株式会社ブロードバンドセキュリティ(BBSec)、台湾の系統用蓄電池メーカーSEGL ENERGY、そして日本での代理店アスリテラの三社が共同で、系統用蓄電所に特化したサイバーセキュリティ診断事業を立ち上げることを発表しました。これは国内初の試みです。

事業の目的とは



再生可能エネルギーの拡大に伴い、系統用蓄電所は電力需要の調整や分散型エネルギーリソースの管理において重要な役割を担っています。しかし、これらのシステムは複雑で高い専門性が求められ、一般的なIT機器とは異なる高水準のサイバーセキュリティ対策が必要とされています。

日本では、2025年5月に発表された資源エネルギー庁・IPAによる「ERABに関するサイバーセキュリティガイドラインVer3.0」や、2025年3月に開始されたIoT機器のセキュリティ評価制度「JC-STAR」の設立など、制度面でもセキュリティ強化が求められています。これに応じて、系統用蓄電所のオーナーやアグリゲーターは、より専門的な診断や監視の必要性を感じていました。

提供サービスの概要



新たに開始されるこの診断事業では、以下の5つの主要サービスを展開します:
1. セキュリティアセスメント - システム全体のセキュリティ状況を評価します。
2. 脆弱性診断 - システムの脆弱性を特定し、改善策を提案します。
3. ペネトレーションテスト - 外部からの侵入試験を行い、実際の攻撃に対する耐性を確認します。
4. セキュリティ監視 - 定常的にシステムを監視し、リアルタイムでの脅威を検知します。
5. セキュリティ評価報告書 - 各種診断結果をまとめた報告書を提供します。

連携体制について



このプロジェクトは、BBSecがセキュリティ診断の専門性を持ち、SEGL ENERGYが蓄電池製造の知識を提供し、アスリテラが国内のビジネスネットワークを活かす形で推進されます。この連携により、より高度なセキュリティ対策が実現することでしょう。

事業の開始時期と対象



この新サービスは2026年9月から順次提供を開始します。最初はセキュリティアセスメントや脆弱性診断からスタートし、最終的にはペネトレーションテストや評価報告書の提供に至る予定です。対象となるのは、系統用蓄電所のオーナーやアグリゲーター、アセット事業者など、日本国内のニーズに応える形で展開されます。

SEGL ENERGYとアスリテラの役割



SEGL ENERGYは台湾で2014年に設立されたエネルギー関連企業で、蓄電池の開発から製造、販売を手掛けています。一方、アスリテラは日本において環境・エネルギー分野の事業を展開しており、SEGL ENERGYの日本代理店として蓄電システムの普及にも取り組んでいます。

BBSecの技術力



BBSecは2000年に創業されたセキュリティサービスのプロバイダーであり、高い技術力と豊富な経験をもとに、包括的なセキュリティサービスを提供しています。新たなサイバーセキュリティ診断事業によって、多くの系統用蓄電所が安心して再生可能エネルギーを活用できる社会の実現に寄与することを目指しています。

この新しい取り組みにより、再生可能エネルギー業界のセキュリティが強化され、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出すことが期待されています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ブロードバンドセキュリティ
住所
東京都新宿区西新宿8-5-1野村不動産西新宿共同ビル4F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。