スマートウォッチで安全管理
2025-08-07 14:21:09

高機能スマートウォッチで作業現場の安全管理を強化

新しいウェアラブル端末「スマートウォッチ タイプA」



NTT東日本株式会社が、作業現場の安心・安全を確保するために高機能なウェアラブル端末「スマートウォッチ タイプA」を新たに提供開始しました。この新型ウェアラブル端末は、株式会社アイフォーカスが製造したもので、モバイルデータ通信にも対応しています。2025年8月7日から利用可能となるこの製品は、特に製造業や建設業の現場での安全管理や熱中症対策として強力なサポートを提供します。

背景と目的


製造業や建設業は、現場での事故や健康問題に対処するための労働安全衛生対策が求められており、特に転落・墜落や熱中症のリスクが深刻です。2025年には労働安全衛生規則の改正が施行され、職場での熱中症対策の強化が強く求められています。こうした背景から、NTT東日本はウェアラブル端末を通じて、従業員の健康や安全を見守る「ウェアラブルコネクト」を2021年に開始しました。

しかし、これまでの高機能端末はコストが高く、導入を断念する企業も多くありました。そんなニーズに応えるために、NTT東日本は新たに「スマートウォッチ タイプA」を提供する運びとなりました。

ソリューションの特徴


「スマートウォッチ タイプA」は、心拍数や位置情報、熱中症リスクの測定など、さまざまなデータを収集します。これらはクラウドで管理され、異常を検知した際には、管理者や従業員にアラートが通知されます。この機能により、作業者の健康状態を常に把握し、迅速に対応できる環境が整います。

さらに、モバイルデータ通信やWi-Fi、Bluetoothといった通信手段に対応しているため、各現場に最適な設定が可能です。そして、低価格で提供されるため、初期投資を抑えつつ、スモールスタートからでも導入しやすいのが魅力です。

導入コスト


具体的な料金については、例えば急ぎで現場整備が必要な場合に、スマートウォッチ タイプAを10台、モバイルデータ通信を利用して導入するケースでは、初年度のコストが約100万円から始まります。さらに、各社の財政状況に応じて、初年度料金の幅が変動しますので詳細は営業担当者に相談をすることが求められます。

未来の展望


今後、NTT東日本はウェアラブル端末のさらなる機能向上や新たな通信規格への対応を進めていく予定です。これにより、現場でのニーズにしっかりと応える製品の提供が可能になります。多様な環境で役立つソリューションを展開し、企業の安全管理を支える強力なパートナーとなることを目指しています。

お問い合わせ情報


「スマートウォッチ タイプA」に関しての質問や詳しい情報は、NTT東日本の公式サイトまたは専用の連絡メール([email protected])から問い合わせが可能です。ウェアラブルコネクトの詳細は、公式ホームページ(https://business.ntt-east.co.jp/service/wearable_connect/)をご覧ください。

このウェアラブル端末はあくまで医療機器ではなく、健康診断などの用途には適していない点も理解しておく必要があります。従業員の安全と健康を守るために、NTT東日本が打ち出したこの新しいソリューションをぜひご検討ください。


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会社情報

会社名
NTT東日本株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-19-2
電話番号

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