府中家具と備後デニムの新作
2017-11-02 16:06:53

伝統と現代の融合!府中家具と備後デニムの新作発表

伝統と現代の融合、府中家具と備後デニムの新作



この度、若葉家具(府中家具)と備後デニム、さらに家具デザイナーの小泉誠氏がタッグを組み、新たな商品「間合」を発表しました。この製品は、広島県東部の「備後」を象徴する地元の伝統と現代的なデザインが融合した、特別なアイテムです。

備後の地と伝統の価値


「備後」とは、かつての備後国にあたる現在の広島県東部を指し、府中市はその名の通り、家具の町であることから「府中家具」としての地位を確立しています。
特に、婚礼家具においては日本一の技術力を誇ります。また、福山市は備後絣の産地としても知られ、さらにはデニム原材料の供給地として、世界的に評価される名門メゾンにも採用されています。

新商品「間合」


新たに創造された「間合」は、その名が示す通り、物理的な空間や時間の「間」を取り入れたデザイン。使う人々にとって、居心地の良いスペースを作り出すことを目的にしています。
このソファとシェルフが統合された製品は、空間を温かく、自然な印象を与える広葉樹を素材に使い、府中家具の伝統技術が見事に反映されています。

デニムの魅力


商品に使用されているデニムは、備後デニムを代表する「篠原テキスタイル」によって生み出されたものです。このデニムは以下の3つの特別な色合いを特徴としています:
  • - C/#HAB:色落ちしない反応染めのリフレクションダイデニム
  • - C/#10:インディゴをフェード色に合わせて染めたデニム
  • - C/#44:アタリ感を強調したユーズドデニム
これらのデニムは、質感とデザインの両方で高い評価を受けています。

小泉誠デザインの魅力


小泉誠氏は、幅広いジャンルでのデザインを手がける卓越したデザイナーです。彼は、素材の特性と生産者の個性を最大限に引き出すことを目指しています。現在も全国各地のモノづくりに携わり、様々な地域との連携を深めています。

コラボレーションの意義


若葉家具株式会社は、長きにわたり婚礼家具を制作してきた伝統のある企業です。デザイナー小泉誠氏との共同ブランド『kitoki』設立から現在まで、新しい形の家具を提供し続けてきました。最近ではオリジナルブランド『間合』『思浮』『和温』を立ち上げ、地域の特色を生かした商品開発に力を入れています。

篠原テキスタイルは、デニムの製造を110年以上続けており、絣織物からの進化を遂げた結果、今や高品質なデニムを作るための理念を持っています。具体的には、紡績から製品販売までの広範囲なノウハウを生かして新しいデニムを提案しています。

まとめ


新しい「間合」は、伝統的な技術と現代的なデザインを融合させる試みです。地域の産業を支えるこのコラボレーションは、私たちの日常に新たな価値をもたらすことでしょう。ぜひ、実際にその魅力を体験してみてください。

会社情報

会社名
若葉家具株式会社
住所
広島県府中市高木町1201-1
電話番号
0847-45-5816

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