浮月内匠寮設立
2026-03-16 13:40:58

静岡の浮月内匠寮が伝える徳川慶喜公の名勝庭園とその保全活動

浮月内匠寮設立と寄付募集のお知らせ



静岡県静岡市に新たに設立された一般財団法人「浮月内匠寮」は、2026年1月31日より「御神木再生プロジェクト」への寄付を募り始めました。本財団の主な目標は、2025年に国登録有形文化財として認定された浮月楼および明輝館、さらにその庭園を未来に引き継ぐことです。

2025年、浮月楼は130年以上続く歴史を背景に、徳川慶喜公の屋敷跡として名を馳せてきました。この文化財の登録を機に、浮月楼は文化遺産を守るだけでなく、活かして次世代に伝えるという新たな使命を持つことになりました。特に高齢化が進む庭師や職人たち、維持管理費の増加、技術の伝承が難しくなっている現状を踏まえると、浮月内匠寮は公益的基盤として活動することが急務となっています。

「御神木再生プロジェクト」の内容



このプロジェクトでは、庭園に存在した樹齢150年超の春楡の木が倒木してしまったことを受けて、その材を活用し老朽化した弓反り橋を新設する計画が進められています。春楡は庭園のシンボルとも言える存在であり、彼を再生のシンボルとして生まれ変わらせ、訪れる人々を迎える架け橋として機能させる目指しています。この取り組みは自然に対する感謝と命の循環を体現するものです。

浮月シャクジ能の奉納



寄付募集の発表と同日、浮月楼庭園では奉納行事「浮月シャクジ能」が行われました。ここでは、財団の評議員である久能山東照宮の宮司・姫岡恭彦氏がご祈祷を行い、倒木した春楡への慰霊と安全な橋の再生、更には文化の継承が祈念されました。その後、茶道の名家である久保田慶一氏による献茶が行われ、庭園と御神木に感謝の心が捧げられました。

さらに、財団理事でもある浮月楼の久保田耕平氏が挨拶し、今回のプロジェクトの意義について述べました。芸能の奉納には、華道家の辻雄貴氏が桜を使って献花をし、能楽師・大倉慶乃助氏らによる演奏が続きました。これにより、新たな奉納の形として「浮月シャクジ能」が生まれました。

文化財保全への寄付の呼びかけ



今回の奉納行事を契機に、浮月内匠寮は「御神木再生プロジェクト」への寄付を募ることとしました。皆様の寄付は、以下の活動に活用されます。

  • - 弓反橋の設計・架け替え工事
  • - 倒木した春楡の処理と再利用
  • - 庭園全体の保全および整備
  • - 完成披露会や文化催事の開催

浮月内匠寮は、これからも浮月楼や庭園の文化的価値を維持し、地域の人々と共に歩んでいく所存です。皆様の温かいご支援をお待ちしています。


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会社情報

会社名
一般財団法人浮月内匠寮
住所
静岡県静岡市葵区紺屋町11-1
電話番号

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