次世代Webフィルタリング
2024-12-16 10:37:35

教育機関向け新Webフィルタリングサービスの重要なアップデート

Webフィルタリングの新たな進化



2024年12月23日、アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は、次世代のクラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」の最新バージョンを発表しました。この新しいアップデートでは、YouTubeチャンネル単位での制御機能が強化され、教育現場での安全なインターネット利用がさらに向上します。

アップデートの背景



文部科学省が推進するGIGAスクール構想第2期の取り組みが始まり、教育機関は1人1台の端末を整備しつつ、安心して利用できるインターネット環境の確保が求められています。近年、学習コンテンツとしてのYouTube動画の利用が増える一方で、生徒が授業以外の時間に不適切な動画を視聴するリスクが懸念されています。これに応える形で、管理者が効率よく制御できるツールのニーズが増加しています。

強化されたYouTubeチャンネル制御機能



アップデートにより「InterSafe GatewayConnection」では、特定のYouTubeチャンネルIDを登録するだけで、そのチャンネル内の動画についての視聴許可や不許可を簡単に設定できるようになりました。新しい動画が追加されるたびに、設定が自動的に反映されるため、例えば授業に適した動画だけを流すといった運用が格段に楽になります。この機能により、教育機関における管理者の負荷が大幅に軽減されるでしょう。

拡張されたログ機能



また、今回のアップデートでは、高速なアルゴリズムを採用した検索エンジンが導入されており、リスクのある書き込みを即時に検知することが可能となりました。検知された検索や書き込み内容が管理画面上で瞬時に確認でき、アクセスログの条件検索も複数行えるため、児童や生徒のトラブルを早期に発見する手助けとなるでしょう。

InterSafe GatewayConnectionの特徴



「InterSafe GatewayConnection」はマルチデバイス対応のクラウド型Webフィルタリングサービスで、Windows、iOS、Android、Chrome OSなど様々なプラットフォームに対応しています。どこからでもインターネットアクセスを制御できるため、遠隔授業や学校での学びを支援します。また、このサービスと連携する無償のWebアクセスログ分析ツール「InterSafe LogNavigator」を活用することで、アクセスログを多角的に分析し、教育環境の向上に寄与します。

アルプス システム インテグレーション株式会社について



ALSIは1990年に設立され、現在は電子部品メーカーのアルプスアルパイン株式会社のグループ企業として、複数のソリューションを展開しています。「デジタルソリューション」や「AI・IoTソリューション」など、IT環境の変化に柔軟に対応し、顧客の競争力強化を図る活動を続けています。

このアップデートにより、教育機関において安全で充実した学習環境が提供されることが期待されます。


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会社情報

会社名
アルプス システム インテグレーション株式会社
住所
東京都大田区雪谷大塚町1-7
電話番号
03-5499-8181

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