サンワサプライが新しいセミクローズ型個人用ワークブースを発表

新しいセミクローズ型個人用ワークブースの誕生

サンワサプライ株式会社が新たに発売を予定している個人用ワークブース「SPT-PB009BG（ベージュ）」「SPT-PB009GY（グレー）」は、オフィスやフロアに手軽に個室空間を設けることができるアイテムです。昨今のテレワークやフリーアドレスの流行に対応したこの製品は、特に集中して作業を行いたい人々にとって、心強い味方となることでしょう。

セミクローズ型ワークブースとは？

これらのワークブースは、完全に密閉されているわけではなく、天井やドアが設けられていない半個室の空間です。これにより、周囲の視線をある程度遮断でき、また、フルクローズ型と比較してコストを抑えられるという利点があります。この製品は建築基準法に抵触しないため、安心して設置できます。さらに、個別に組み立てられるほか、移動も簡単で、オフィスのレイアウト変更にも柔軟に対応できる点が魅力です。

従来製品からの進化

このワークブースは、従来のサンワオリジナル製品からさらにアップグレードされています。高さが1924mmに引き上げられ、サイドパネルの強度も強化されています。また、大きな窓を採用し、天井パネルは取り外し可能となっており、使う人の利便性を考えた設計がなされています。

二重構造で騒音を軽減

ブースは外側に遮音性があり、内側に吸音効果を持つ二重構造のパネルが使用されており、外部の音源は約12db、内部の音源は約20dbまで低減できます。これにより、プライベートな作業空間が保たれ、集中力を損なうことが少なくなります。

天井の設計

外部への音漏れを抑えるために、はめ込み式の天井が2種類用意されています。一方が前方用で音を外に出しにくくする仕様で、もう一方は明るさを保ちながらデスク部を閉じない設計になっています。これにより、静かな環境で作業するための工夫が施されています。

便利なデスク天板と充実の機能

内部には作業がしやすいデスク天板が標準装備されています。別途デスクを用意する必要がなく、手間が省けます。また、天板にはACプラグとUSBプラグが内蔵され、パソコンからスマホの充電、さらには照明や扇風機の使用も可能です。これに加え、壁面にはVESA対応のブラケットが付いており、液晶モニターの設置も非常に簡単です。