「dear face」開催
2024-10-28 19:20:59

視覚障がい者とメイクの新たな出会いを祝う写真展「dear face」

メイクで開かれる新たな可能性



視覚に障がいを持つ方々に向けた特別なメイク技術「ブラインドメイク」は、単に美しさを追求するだけでなく、彼らの心に大きなポジティブな変化をもたらします。一般社団法人日本ケアメイク協会が主催する写真展「dear face−自分と出逢うとき−」は、そんなメイクの力を強調したイベントです。2024年11月1日から10日まで、東京都台東区のノーガホテル 上野で開催されます。

ブラインドメイクとは?



「ブラインドメイク」は、視覚障がいのある方でも鏡を使わずに、自らの手指を使ってフルメイクを行える技法です。この画期的な方法は、2010年に公益社団法人国際化粧療法協会の会長、大石華法氏によって考案され、視覚に障がいを持つ多くの方に新たな自信と生活のクオリティ向上をもたらしています。現在、日本には約30万人の視覚障がい者が存在し、視力に不便さを感じている方も含めると、社会全体での必要性は多いと言えるでしょう。

写真展の目的



この展示は、視覚障がい者への理解を深めるだけでなく、彼らの内面的な魅力を引き出すことを目的としています。「dear face」では、視覚障がい者がメイクを通じて体験した心の豊かさや、ポジティブな変化を捉えた写真が展示されます。このイベントがきっかけとなり、より多様性を受け入れる社会への一歩となることを願っています。

スキンケアブランドOSAJIの関与



この写真展は、敏感肌用スキンケアブランド「OSAJI」のファウンダー、茂田正和氏の総合プロデュースによります。茂田氏は、ダイバーシティが重要とされる現代において、真に多様性が認められた社会を築くための第一歩と位置付けています。彼は「人それぞれの個性が尊重され、幸福を追求できる社会を目指す」と語っています。

図録の販売



さらには、写真展の開催にあわせて、参加者の表情が収められた図録も販売されます。この図録は、20代から70代の視覚障がいを持つ男女6名がモデルとして参加しており、彼らの貴重な瞬間が詰まっています。図録「dear face−自分と出逢うとき−」は、会場内のライブラリーラウンジで販売され、定価は2,500円(税込)です。

最後に



この写真展は、単なるイベントに留まらず、視覚障がい者が日常で直面する課題を共有し、共に支えあうことを目指しています。メイクがもたらすポジティブな変化を再認識し、誰もが自分を表現できる社会を築くためのステップとなれば幸いです。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本ケアメイク協会
住所
群馬県高崎市飯塚町1733-1
電話番号

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