乳がん検診急増中
2025-09-28 11:17:48

痛くない乳がん検診が全国で急増中!53,000件突破の背景とは

無痛MRI乳がん検診が注目を集める理由



近年、乳がんの早期発見の重要性が広く認識される中、注目されているのが"無痛MRI乳がん検診・ドゥイブス法"です。この新しい検診方法は、痛みや恥ずかしさを感じることなく、検査を受けられる仕組みを提供しています。2025年9月1日時点で、受診件数が53,000件を超え、受診数の増加が続いている理由について迫ります。

ドゥイブス法の概要



ドゥイブス法は、代表の高原太郎医師が2018年に考案した新しい乳がん検診の手法です。この方法の特徴は次の通りです。

1. 痛みがない - 胸を圧迫せず、非常に快適な検査を実現。
2. 衣服を脱がない - 検査中は衣服を着用したまま、他人に触れられることもありません。
3. 被ばくゼロ - X線を使用しないため、体への負担がないのが大きな利点です。
4. 高いがん発見率 - 検査において死角が少ないため、がんを早期に発見しやすくなっています。
5. 乳房手術後の利用可 - 豊胸手術を受けた方や乳房手術後の方でも問題なく受診可能です。
6. 日本人女性に適した設計 - 高濃度乳房に対する配慮がなされています。

現在、全国約90の医療機関でこの新しい検診方式が導入され、多くの女性が利用しています。

受診者数の増加の背景



最近では、乳がん検診の助成制度が整ったことや国会での注目を浴びたことが、受診者数増加の要因と考えられています。特に2025年5月、自由民主党の小野田紀美議員や立憲民主党の塩村あやか議員が国会でドゥイブス法を取り上げ、行政の支援を求める発言を行ったことが、社会的関心の高まりを後押ししました。これにより、女性議員の声が実を結びつつあることが示されています。

また、新たに導入された滋賀県彦根市の助成制度により、多くの女性が経済的負担なしで検診を受けられるようになり、累計500名が無料で受診しました。これにより、短期間で予約が埋まったことは、無痛検診の需要を示す大きな指標であると言えます。

課題と新しい方向性



国の公式なデータによれば、乳がんは日本人女性のがん罹患率の第1位を占めていますが、検診率はわずか47%台にとどまっています。特に42歳から69歳の女性に対する独自調査では、半数以上が過去2年以内にマンモグラフィを受けていないことが分かりました。受診しない理由の中には、「痛みが不安」「恥ずかしさ」「予約の手間」が挙げられ、多くの女性にとって身体的・心理的なハードルが存在しています。

そのため、ドゥイブス法は"痛くない、脱がない、触られない"という特長を活かし、受診率を引き上げるための実効性ある解決策として、多くの支持を得ています。

未来への展望



今後、ドゥイブス・サーチは、医療機関や自治体と連携し、この新しい検診方法を普及し続けていきます。高原医師は「受けたくても受けられない現実を変えるため、痛みのない検診を開発しました。一人でも多くの方が安心して受診し、早期発見・救命につながることを願っています」と語っています。

無痛MRI乳がん検診・ドゥイブス法は、女性に優しい新しい乳がん検診の形を提案しています。今後もその利用が拡大し、未受診ゼロの未来を目指した取り組みが続けられていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ドゥイブス・サーチ
住所
東京都世田谷区宮坂 3-20-19
電話番号
03-5799-7888

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