佐藤選手の挑戦
2025-08-19 14:21:15

佐藤友祈選手、ニューデリーでの3種目出場を控え意気込みを語る

佐藤友祈選手、世界パラ陸上競技選手権出場へ



モリサワに所属するパラアスリートの佐藤友祈選手が、2025年9月27日から10月5日にインドのニューデリーで開催される「ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会」に出場することが決まりました。彼は1500m、400m、100mの3種目で競技し、そのパフォーマンスが大きな期待を集めています。

佐藤選手は、2020年の東京パラリンピックで1500mおよび400mという2つの種目で金メダルを獲得し、圧倒的な実力を見せつけました。さらに、2025年6月に仙台で初開催された「2025ジャパンパラ陸上競技大会」では、1500mで新たにアジア記録を樹立し、自らの進化を証明しています。今回の大会は、今シーズン最後のレースとなる見通しであり、彼にとっても特別な意味を持つでしょう。

大会の公式サイトでは、オンラインでの配信も予定されていますので、多くのファンがそのパフォーマンスを楽しみにしています。佐藤選手は強化合宿を経て、さらなる成長を遂げており、今大会への意気込みを以下のように語っています。

「皆さま、いつも温かいご声援をいただき、心より感謝申し上げます。2025年シーズンの国内大会を無事に終え、次なる舞台となるのは、9月27日からインドで開催される『世界パラ陸上競技選手権大会』です。このたび、日本パラ陸上競技連盟より発表があり、日本代表として選出されたことをご報告いたします。」


佐藤選手は、これまでの大会で経験した悔しさや、次々と訪れる挑戦に対する不安を乗り越え、今の自分の成長を信じています。特に、2023年や2024年の世界大会での経験から得た教訓を活かし、自身の目的を掲げています。

「思い返せば、2023年・2024年の世界大会ではベルギーの選手に敗れ、金メダルに手が届かない悔しさを経験しました。そして、パリでのパラリンピックでは、東京大会からの連覇を目指しましたが、結果は届かず、連覇の夢は叶いませんでした。あの時の悔しさは、今でも忘れることができません。」


この思いが彼の背中を押し、日々の練習の原動力となっています。彼は自信を持って宣言します。

「金メダルを目指します。」


36歳という年齢を迎えた彼は、競技者としてだけではなく、一人の人間としても成長を続けています。彼の走りを通して「何歳からでも、どこからでも、夢は叶えられる」というメッセージを体現したいと考えています。

世界の舞台でのパフォーマンスに向けたプレッシャーや期待に応えるため、佐藤選手は努力を重ねてきました。これからの大会で彼の姿を見られるのが待ち遠しいです。果たして、彼は金メダルを獲得し、再びその栄光を手にすることができるのでしょうか。

ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会概要


  • - 開催期間:2025年9月27日(土)~10月5日(日)
  • - 会場:インド(ニューデリー)
  • - 出場予定:トラック競技 T52 男子 1500m、400m、100m

また、佐藤選手のプロフィールを以下にご紹介します。

プロフィール


佐藤友祈(さとうともき)
生年:1989年
出身:静岡県藤枝市、現在は岡山市在住
障害クラス:T52

21歳で脊髄炎を発症し、ロンドンパラリンピック観戦を契機に車いす陸上競技を始めました。プロ転向後はモリサワに所属し、ユニークなサムライヘアとカラーは、彼の個性とチームのイメージを表現しています。

主な戦歴


  • - 2025ジャパンパラ陸上競技大会 1500m アジア記録樹立
  • - 2024パリ2024パラリンピック競技大会 400m 銀、100m 銅獲得

モリサワは、パラスポーツ支援を通じて、ユニバーサル社会の実現に貢献することを目指しています。大会に向けた佐藤選手の情熱と努力を、ぜひ応援しましょう!


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会社情報

会社名
株式会社モリサワ
住所
大阪市浪速区敷津東2-6-25
電話番号
06-6649-2151

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