越境ECが変えるファッションの未来、ヨースケの中国進出サポート
越境ECプラットフォームを運営するインアゴーラ株式会社が、日本のシューズブランド「ヨースケ」と提携し、中国市場への進出を果たしました。インアゴーラは、「ショッピングに国境はない」という理念のもと、日本の商品を中国の消費者に届けます。特に、厚底シューズを中心にした「量産型・地雷系」ファッションがZ世代のユーザーたちの注目を集めています。
ヨースケの魅力と成り立ち
ヨースケは1987年に設立されたブランドで、「人と同じじゃツマラナイ!」というコンセプトに基づき、個性あふれるデザインの靴を展開しています。厚底靴やブーツ、さらにゴシック・パンクスタイルのアイテムが特に人気で、履き心地の良さでも支持されています。最近では、特にそのボリューム感が「量産型・地雷系」ファッションにぴったりということで、中国の若者たちから圧倒的な支持を受けています。
インアゴーラの独自の取り組み
インアゴーラは、中国市場に特化したマーケティング戦略を持っており、SNSやライブコマースを駆使して日本ブランドを宣伝しています。特に中国版SNSであるWeChatやRednoteを利用した販促活動が功を奏しており、2026年春節前の大型ライブコマースでは、デイリー平均約9倍の売上を記録しました。
これを受けて、両社はテストマーケティングから正式な販売へ移行し、中国の若者たちへブランド認知度を高めるべく、さらなる展開を図ります。また、中国ならではの消費動向に敏感に反応し、「情緒価値」と「合理性」を重視する新世代のニーズに応える戦略を進めています。
ターゲット層への深い理解
中国のZ世代は長期的な経済不安感から、買い物に対して極めて合理的です。彼らは「コスパ」を追求する中で、「情緒価値」を求める傾向が強まっています。特に、アニメやゲーム関連のグッズ購入を通じた自己表現や、体験型の消費にお金を使う姿勢は、インアゴーラが特に注目しているポイントです。
多様な販路でアプローチ
1.
WeChatミニプログラム: 中国で普及しているWeChat内のミニプログラム「谷gogo」は、200万人以上のユーザーを抱え、Z世代の女性向け商品を多く取り扱っています。ヨースケの商品コーナーも設けられ、多角的なアプローチで販売を行っています。
2.
小紅書(Rednote)での認知拡大: 同アプリの「谷gogo」アカウントでは、アートな要素を取り入れたライブ販売が行われており、このアプローチによってファン層の拡大が期待されています。
未来の展望
インアゴーラは、今後も日本の優れた商品を海外市場に紹介し、中国のユーザーに楽しんでもらう場を提供していく方針です。越境ECの新しい波を受け、ヨースケがどのように成功を収めるのか、今後の展開に注目です。日本と中国、二つの文化の架け橋となるインアゴーラの取り組みと共に、興味深い未来が待っています。