お弁当「四季彩」シリーズが登場
日本の四季と伝統を感じられるお弁当シリーズ「四季彩」が、奈良の株式会社中谷本舗から販売されます。このシリーズは、日本の伝統的な食文化を体験したいと考える訪日外国人観光客に向けて設計されています。行われるのは「幕の内弁当」、「伝統寿司」、「おにぎり」の3つのカテゴリーで、春には「日本の春」というテーマで展開される予定です。
台湾の事例と訪日外国人のニーズ
JTB総合研究所が発表した調査結果によると、訪日外国人が最も体験したいことのトップは「自然景観の観賞」、次いで「本格的な日本料理の試食」、さらに「伝統的な郷土料理の楽しみ」です。このデータは、訪日外国人のニーズを反映したものであり、これらを背景に新しい商品開発が行われたことは明らかです。
「四季彩」シリーズの特徴
この「四季彩」シリーズは、季節ごとに異なる食材を使用したお弁当を提供します。具体的に、以下のようなコンセプトで開発されています。
- - 幕の内弁当: 各季節の特徴的な食材を用い、思わず季節を感じてしまうような一合半のお弁当。
- - 伝統寿司: 郷土料理として知られる「ちらし寿司」を中心に、季節ごとにデザインされたお寿司を詰め合わせ。
- - おにぎり: 竹皮で包まれた、なんとも日本らしいおにぎりとお惣菜のセット。これにより、古き良き日本の食文化を再現しました。
初登場「日本の春」お弁当
3月1日から販売が開始される第1弾は、「日本の春」です。春の素材を盛り込んだこのお弁当は、具体的には「竹の子ご飯」に、菜の花や蛤を添え、海老や穴子を使ったちらし寿司がセットになっています。値段は税込みで1,680円です。
四季彩寿司とおにぎりも同時発売
また、春の素材を使用した「四季彩寿司」と「四季彩おにぎり」も同時に販売されます。「四季彩寿司」は1,380円で、海老やいくらを使った春らしいちらし寿司と、桜の葉で巻いた手まり寿司が特徴です。さらに、ミニ桜餅のデザートも添えられています。
「おにぎり」の方は920円で、春の食材である竹の子のおにぎりと鮭のおにぎりがセット。おかずにはしらすや唐揚げなども加えられ、日本の風情を感じさせるお弁当です。いずれもパッケージには、富士山の美しい風景が描かれています。
購入場所と注意点
この「四季彩」シリーズは、JR東海道新幹線の主要駅にて販売されます。具体的な場所は品川駅、京都駅、新大阪駅などで、販売の取り扱いは店舗によって異なるため、事前に確認が必要です。とても人気が予想されるため、完売の際はご了承ください。
訪日外国人だけでなく、国内の日本食ファンにとっても、この「四季彩」シリーズは魅力的な選択肢となること間違いなしです。日本の四季を味わうこの機会をお見逃しなく!