事業構想大学院大学が令和6年度学位授与式を開催し新たな修士が誕生

事業構想大学院大学、令和6年度学位授与式を挙行

令和5年3月22日、東京都港区に位置する事業構想大学院大学（以下、大学院大学）は、125名の新たな事業構想修士（専門職）を輩出する学位授与式を盛大に行いました。特に注目すべきは、東京を含む名古屋、大阪、福岡、仙台の5校舎での同時中継による盛況ぶりです。この日の式典には、学生たちの門出を祝うために多くの理事、評議員、来賓が出席し、暖かい祝辞を贈りました。

新たな時代に求められる構想力

現代社会は、急速な変化を迎えており、特に経済のグローバル化や人口構造の変化、技術の進展が顕著です。これに伴い、さまざまな社会課題が増加し、解決策を見出すことがますます難しくなっています。これらの課題を解決するためには、創造的な「構想力」が必要です。大学院大学では、実務と照らし合わせて新たなビジネスモデルやプロジェクトを考案し、具体的な構想を練り上げることに特化した教育が行われています。

この度、新たに125名の事業構想修士が誕生し、これまでに829名が卒業しました。彼らは各自の分野で得た知識と経験を生かし、社会において構想力を発揮し続けることが期待されています。

学長のメッセージ

壇上に立った大学院大学の学長、田中里沙氏は次のように述べました。「皆さんの努力の成果がこの学位に表れていることを誇りに思います。この修士号は、単なる学問を超え、新たな価値を創出する力を身につけた証です。」さらに、「事業構想とは、考え続け、挑戦し続けることを意味します。どのような困難も、立ち止まらなければ失敗ではありません。これからも私たちは皆さんの挑戦を支援し続けます」と力強いメッセージを送りました。

修了生と事業構想の推進

この大学院大学では、独自のカリキュラムを通じて将来の事業構想人材を育成する取り組みが進んでいます。教員や在学生による多彩な議論が行われ、2年間の学びを経て、多くのイノベーションを生み出しています。特に最近では、名古屋校の修了生である栗田恵世さんが手掛ける「未来留学」や、東京校の浅川浩樹さんが展開する「and and plus」といった新規事業が月刊「事業構想」で取り上げられ、大きな注目を浴びています。

事業構想大学院大学の展望

事業構想大学院大学は、今後も社会の発展に寄与する人材を育てることに注力していく方針です。これまでの成果を踏まえ、企業との連携を強化し、さらなる研究と実践の場を提供していくことで、さらなる高みを目指します。また、附属研究機関である事業構想研究所においても、プロジェクトベースの研究が進行中で、今後の発展に寄与することが期待されています。

総じて、事業構想大学院大学の取り組みは、今後のビジネスシーンで生きる構想力を持つリーダーを輩出する重要な役割を果たすことでしょう。新たな修士たちの活躍から目が離せません。