一般社団法人クレア人財育英協会の本社にて、2024年10月14日(月)に「ハラスメント対策資格」についてのセミナーが開催されます。議題は「部下が報連相したくなる!あと一歩早ければ!!」、講師は雇用クリーンプランナーで特定社会保険労務士の小野純氏が務めます。
このセミナーでの重要なテーマは、近年の職場における「報連相」が行われない原因について考察することです。特にZ世代が中心となる現代の職場では、自主性が強調されるあまり、報告や連絡、相談を「監視」と捉える傾向が見られます。また、リモートワークの普及も影響しており、報告のタイミングが減少し、結果として上司からの過剰な反応やフィードバックが、部下の報告をためらわせる要因となることが指摘されています。
さらに、形式的な報連相が増える中、報告内容が薄くなる傾向があり、ITツールの使用は便利であるものの、対話が不足している状況が問題視されています。これらの課題を解決するためには、報連相の本質を見直し、より柔軟なコミュニケーションを築くことが求められています。このセミナーは、そのための第一歩となることでしょう。
一般社団法人クレア人財育英協会は、「社会の働き方のルールを作る」との理念のもと、2023年に設立されました。この団体は「ハラスメントをゼロにする」ミッションを掲げ、雇用環境の改善を目指しさまざまな取り組みを行っています。
具体的には、国内初となる「ハラスメント カオスマップ」および、正しい知識とハラスメントリテラシーを身につけるための「雇用クリーンプランナー」資格の創設と普及を進めています。また、職場の雇用環境を評価し、働きやすい条件を整える「雇用クリーン企業認定」も行い、社員が快適に働ける環境を整備することに注力しています。
クレア人財育英協会の取り組みは、職場におけるハラスメントを根本から減少させるための重要な手段となるのです。未来の職場がより良い環境になることを目指し、このセミナーでは具体的な方法論も提示されるでしょう。参加を希望される方は、公式サイトやYouTube、TikTokを通じて詳細情報を確認することが出来ます。ぜひ、この機会に参加して、職場のコミュニケーションを改善するためのヒントを得てください。