パリ発のスペシャルティコーヒー「Belleville」が日本に上陸
フランスのパリで設立されたスペシャルティコーヒーの焙煎所「Belleville」が待望の日本上陸を果たしました。2013年の創業以来、パリにおけるスペシャリティコーヒーの先駆者として知られているこのブランドは、焙煎士やバリスタとして15年以上の経験を持つデーヴィッド・フリン氏を中心にした若手のチームによって構築されました。コーヒー愛好家やバリスタから高い支持を受けてきた彼らの取り組みは、一体どのようなものでしょうか。
生産者との強い絆
「Belleville」はただ美味しいコーヒーを提供するだけではありません。デーヴィッド氏は収穫の際にグアテマラ、ホンジュラス、コスタリカなどの農園を訪れ、生産者との深い絆を築いてきました。このようにして、トレーサビリティと透明性を重視したコーヒー豆を安定的に調達しています。地域の生産者との連携を基に、どんなときでも楽しめる日常使いのコーヒーをお届けしています。
オリジナルブレンドの魅力
「Belleville」の魅力はそのオリジナルブレンドにもあります。シングルオリジンコーヒーに加え、特にこだわりを持つのがブレンドです。デーヴィッド氏が彼の人脈を駆使して入手した上質な豆を使い、飲みやすさを重視したクセのない味に仕上げています。日本市場向けには、特に日本人の嗜好に応じた独自のブレンドも用意されており、誰でも楽しむことができます。
世界的な評価
本国の「Belleville」は、2019年にミラノで開催された「Roast Masters」で優勝するなど、焙煎技術や抽出手法で世界的に高い評価を得ています。また、2017年には英国版『GQ』で“世界のコーヒーショップBEST5”にも選出されました。日本では、2016年のワールドサイフォニストチャンピオンシップで優勝した佐藤成実氏が焙煎を手がけており、現地で培った技術を活かしながら「Belleville」独自のスピリットと風味を日本に伝えています。
コンセプトと理念
「Belleville」の考え方は“最高のコーヒーを民主化する”というコンセプトに基づいています。デーヴィッド氏は「美味しいコーヒーは手頃な価格で贅沢な体験を提供できる」と語っており、すべての人に楽しんでもらえるアクセスしやすいコーヒーショップを目指しています。また佐藤氏も、「コーヒーを飲むけど詳しくないという方にも親しみやすい店でありたい」と述べており、コーヒーとともに新しい“体験”を届けることを目指しています。
商品ラインナップ
「Belleville Brûlerie TOKYO」では、250gのコーヒー豆の販売を行っているほか、気軽に楽しんでもらうため10g単位でもお試し可能です。また、ハンドドリップやサイフォンで淹れたコーヒーも取り揃えており、テイクアウトや店内でのテイスティングも楽しめます。さらにオリジナルのグッズやシーズンに合わせた商品も販売し、不定期で地元の人気ブーランジェリーやパティスリーとのコラボレーションスイーツも併せて提供しています。
料金について
「Belleville」の商品は手頃な価格設定が魅力です。コーヒー豆(ブレンド)は250gで¥1,950〜、お試し用の50gは¥450〜、ドリップコーヒーは¥550〜と、多くの人に楽しんでもらえる価格帯となっています。初めての方も気軽に試しやすい環境が整っています。
SHOP INFORMATION
- - 店名: Belleville Brûlerie TOKYO(読み仮名 : ベルヴィル ブリュルリー トウキョウ)
- - 住所: 東京都世田谷区北沢2-21-22(tefu)lounge1F
- - 電話番号: 03-6450-7061
- - 営業時間: 10:00〜20:00
- - 定休日: 第1火曜日
- - Web site: belleville-japan.com(1/27より公開)
- - Instagram: @belleville_japan
パリの喧騒を感じさせる「Belleville」のコーヒーを通じて、日常に彩りを加えてみてはいかがでしょうか。