「第3回金融データ活用チャレンジ」開催のご案内
一般社団法人金融データ活用推進協会(以下、FDUA)は、金融庁と共に業界最大級のデータ分析コンペティション「第3回金融データ活用チャレンジ」を2025年1月15日から2月12日まで開催します。この競技のテーマは「生成AIを活用した資産運用アドバイス」で、金融業界におけるAIの利用拡大と新しい資産運用のアプローチを追求します。
コンペティションの概要
FDUAは、参加者に対し生成AI技術を活用した資産運用アドバイスの提供を目的にした自動応答システムの開発を促進します。これにより、地域金融の進化を促進すると共に、次世代のデータ専門家を発掘することを目指しています。
- - 主催:金融庁、FDUA
- - 開催期間:2025年1月15日(水)~2月12日(水)
- - 参加登録方法:特設サイトから申し込み
競技の独自性
近年、企業の透明性確保が求められ、ESG報告書に対する関心が高まっています。しかし、これには膨大なデータが含まれており、迅速に情報を把握することが難しいという課題があります。この競技では、企業のESG報告書に基づくデータを使用して、参加者に自動分析能力を求められます。
スケジュールと賞金
- - 開会式:2025年1月15日
- - チュートリアル&ハンズオン:1月20日~24日
- - 表彰式:2025年3月7日
- - 賞金等:1位は15万円、2位は10万円、3位は5万円が用意されています。賞状や企業賞もあります。
参加者は、初学者向けのチュートリアルや各種道具を利用して学習しながら、自らの分析結果を競います。また、SLACKなどのオンラインツールを通じて情報共有やネットワーク形成が進むことを期待されています。
過去の実績
これまでのコンペティションでは、金融機関の実務に近い環境を提供しつつ、毎回多くの参加者を集めてきました。特に、第二回においては転機の中小企業向けローンのデータ分析を行い、1,562名の参加を得て成功裏に終了しています。経済産業界からの支援を受け、次々と新たな挑戦が行われています。
参加の意義
FDUAの目的は、金融データ活用チャレンジを通じて、各金融機関間の連携を強化し、新しいデータ分析人材を発見・育成することです。生成AIの進歩とともに、資産運用の新たなアプローチを切り開くことが期待されています。
ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしております。最新の情報は
FDUAの公式サイトで確認できます。