渋谷の街がアートキャンバスに!「DIG SHIBUYA 2025」連携プロジェクト12団体発表
2025年2月、渋谷の街を舞台に、最新カルチャーを体感できるイベント「DIG SHIBUYA 2025」が開催されます。渋谷区とSHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会が共催するこのイベントでは、国内外のアーティストが参加し、4日間にわたって様々なプロジェクトが展開されます。
今回、連携プロジェクトとして選出されたのは、12団体。音声AR技術を使ったイマーシブシアターや、ジェネラティブAIを活用したファッションムービー展示、XR技術によるカルチャーフェスティバルなど、その内容は多岐に渡ります。
各団体の魅力的なプロジェクト内容
斬新なアイデアが光る、注目の12団体
daisydozeは、音声ARを活用した体験型音声イマーシブシアター『Letters(仮)』で、渋谷の街を舞台に物語を展開します。Florian Zumbrunn with Jetskiは、イーサリアム上でミントされたジェネレーティブアートシリーズ『Odysseys』を展示。mokemokeは、カラフルな毛並みが特徴的な盆栽「もけぼん」を展示した『寂び(仮)』で、新たな視点からの作品を発表します。
NFFTは、『NFFT2025_SS』と題し、世界で活躍する32名のAIクリエイターによる最新作品を集めたGenerative AI Fashion Movie展を開催。Refraction DAOは、Web3の価値観に基づいたアート、音楽、デジタルカルチャーの融合プロジェクトを発表します。Timo Wrightは、渋谷の音風景の変化を考察した音声作品『レムナント・レイヤーズ(残りの層)(仮)』を発表予定です。
TREATMENTは、ビジュアルアーティストたちのハブとなるアート/メディアプロジェクトを展示します。TYOは、渋谷の北谷公園でXRテクノロジーを使った世界初のXRカルチャーフェスティバル『Shibuya XR festival(仮)』を開催します。XRTは、イマーシブプロジェクション技術などを用いた社会文化的探求プロジェクト『Around The Corner』で、記憶の再構築を試みます。
サイバー南無南無は、仏教美術とテクノロジーアートを融合させたウェルビーイングコンテンツを制作。シブヤピクセルアートは、MODI渋谷の大型モニターを使った参加型ゲーム企画『PC QUEST(仮)』で、来場者をゲームの世界に誘います。フラビア・マッツァンティ by CONTRASTは、ウィーンとサンパウロを拠点に活動するアーティスト、フラビア・マッツァンティの日本初個展『絡み合う物質、共鳴する身体』を開催し、デジタルアートや没入型技術を用いた作品を発表します。
審査員コメント
審査員を務めた5名からは、渋谷の街の特性を活かしたプロジェクトや、デジタルアートと現実世界の融合といった点について、高い評価が寄せられました。それぞれの審査員が、今後の渋谷の文化や風景に期待を寄せています。
MUTEK.JPとの連携
「DIG SHIBUYA 2025」は、電子音楽とデジタルアートの祭典MUTEK.JP2024とも連携しています。渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンを使った映像作品「Shibuya Crossing Art Night」を先行開催するほか、MUTEK.JP Pro conference内でアーティストのセッションも開催予定です。
まとめ
「DIG SHIBUYA 2025」は、最新テクノロジーとアートの融合によって、渋谷という街を新たな魅力で彩るイベントとなりそうです。様々なプロジェクトが展開される4日間、渋谷の街に足を運んでみてはいかがでしょうか。