東京国立近代美術館で「美術館の春まつり」が開催中
東京の竹橋に位置する東京国立近代美術館で、春の到来を祝う「美術館の春まつり」が開催されています。このイベントは2023年3月18日から4月10日までの期間、特別な展示や催しが予定されています。
イベント概要
春まつりは、春という季節の美しさを堪能できる内容になっています。
- - 期間: 3月18日(金)~ 4月10日(日)
- - 開館時間: 10:00~17:00(金曜・土曜は20:00まで)
- - 入館料: 一般500円、大学生250円(金曜・土曜17時以降は一般300円、大学生150円)
- - 無料入館対象者: 高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳所持者とその付添者
また、所蔵作品展として、特別企画「新収蔵&特別公開 | ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》」も同時開催されています。
展覧会の見どころ
春をテーマにした本展では、特に桜に関連した名画が多数展示されています。重要文化財である川合玉堂の《行く春》が春に公開される他、吉野の桜を描いた菊池芳文の《小雨ふる吉野》をはじめ、40種類を超える桜が描かれた作品が展示室に彩りを添えます。
さらに、約20点に及ぶ春にちなんだ工芸作品も展覧され、染織や陶磁、漆工など多様なアートが楽しめます。これらの作品を通じて、来場者は春の訪れを感じることができるでしょう。
楽しい催し
美術館の前庭には、桜を眺めながら休憩ができる専用のスペースが設けられています。散策や作品鑑賞の合間に、ゆったりとした時間を過ごすことができます。また、ミュージアムショップでは、桜をテーマにしたオリジナルグッズが販売されています。《桜花図巻》にデザインされたマスキングテープやチケットファイルは、春の訪れを感じさせるアイテムです。
特別企画展「没後50年 鏑木清方展」
春まつりと並行して、3月18日から5月8日までの期間、鏑木清方の作品を紹介する特別企画展も開催されています。彼の代表作として知られる《築地明石町》や《新富町》、《浜町河岸》が展示され、大規模な回顧展が行われます。この作品群は、清方の芸術の変遷を追う貴重な資料として位置づけられています。
美術館情報
東京国立近代美術館は、東京都千代田区北の丸公園にあり、竹橋駅から徒歩3分の位置にあります。この美術館は、近代美術を中心とした貴重なコレクションを有し、春になると特に多くの来館者で賑わいます。開催中の春まつりや特別展を通じて、アートの魅力を再発見するチャンスです。
公式ウェブサイトには詳細な情報が掲載されているので、訪問を考えている方はぜひチェックしてみてください。