村上市でサケの授業
2026-10-14 14:30:12

岡山理科大学が村上市の小学生にサケのオンライン授業を開催

世界初のサケ陸上養殖を学ぶ



10月13日、岡山理科大学の山本俊政准教授が、新潟県村上市の山辺里小学校の4年生を対象にオンライン授業を行いました。この授業では、サケの文化や陸上養殖について学ぶ機会が提供され、子どもたちの関心を引きました。

村上市は江戸時代から「サケのまち」として知られ、三面川でのサケ漁や様々なサケ料理が文化を形作っています。しかし、最近の海水温上昇などの影響で、サケの単純回帰率は急激に低下しています。2025年には全国平均で0.66%、新潟県では0.06%にまで落ち込む見込みで、村上市のサケ捕獲数もここ10年間で約40分の1に減少しています。

こうした現状を受けて、村上市では陸上養殖に注目し、山本准教授の指導のもとで再興を目指しています。実際に好適環境水センターでは約2000匹のシロザケが養殖されており、その中には体長30cm、体重300gに達するものもいます。これにより、地域の文化と食を守ろうとする取り組みが進められています。

授業では、「世界初の挑戦を学ぶ」というテーマのもと、山本准教授がアクアポニックスや宇宙養殖の挑戦について説明しました。授業には26人の児童が参加し、真剣な表情で聞き入る姿が印象的でした。子どもたちは非常に興味津々で、「サケは白身魚か?」、「病気になるの?」、「サケを研究する目的は?」、「サケは卵を何個産むの?」などの質問が飛び交いました。

山本准教授は、参加した子ども一人ひとりの質問に対し、丁寧に答えました。このような授業を通じて、地元の歴史や文化に対する興味を抱く契機になることが期待されます。

オンライン授業は、未来のサケ文化を担う子どもたちに新たな学びを提供する素晴らしい機会であり、地域振興にもつながる重要な試みです。岡山理科大学の取り組みが、この地域の未来を明るくし、サケの町としての村上を再興させる一助となることを願っています。

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