不登校を乗り越える希望を届ける『チーム不登校わず』全国行脚の舞台裏
フリースクールの卒業生たちが全国を行脚するプロジェクト『チーム不登校わず』が注目を集めています。この団体は、不登校に悩む子どもたちやその保護者に希望を届けることを目的にした活動です。今回は、彼らの全国行脚の第一弾、心和中学校でのイベントについてお伝えします。
目指すのは全国47都道府県の行脚
『チーム不登校わず』は、特に不登校の問題に対して真摯に向き合っています。彼らの活動の発端は、フリースクールに通う卒業生からの「もっと多くの場所で同じようなイベントを開催し、多くの人に希望を届けたい」という熱い思いでした。これを受けて、47都道府県を行脚するという挑戦が始まったのです。
第一弾のイベントは、大阪市の心和中学校で開催されました。ここでは大阪市と教育委員会の後援を受けて、二部構成のプログラムが実施されました。第一部は卒業生の登壇によるメッセージ、第二部では参加者とのディスカッションを行い、皆で意見を交換しました。
イベントの成果と参加者の感想
『不登校わずvol.3』では、多くの参加者から「希望が見えました」との感想が寄せられました。特に印象的だったのは、引きこもり中の中学生がこのイベントをきっかけに高校見学へと足を運べるようになったという事例です。このような経験は、『チーム不登校わず』の活動が具体的に人々にどのように影響を与えているかを物語っています。
次は滋賀県!
既に次回の「不登校わずvol.5」の開催地が滋賀県に決定していて、こちらもフリースクールとの共催です。こうしたイベントが開催されることで、悩みを抱えた保護者や子どもたちが一歩を踏み出すきっかけになればと願っています。
保護者の声に寄り添う活動
不登校の子を持つ親からは「どこに相談すればいいのかわからない」という声が多く聞かれます。そういった声に寄り添うのが『チーム不登校わず』です。彼らは誰にも相談できずに悶々とした日々を送っている保護者や子どもたちに手を差し伸べる活動を続けているのです。このような取り組みが広がることで、少しでも多くの人が救われることを祈ります。
参加を呼びかける
今後も『チーム不登校わず』の活動は続いていきますので、子育てで悩む保護者の方、学校に通えない子どもたち、またそれに関わる全ての方々にぜひ関心を持っていただきたいです。彼らは希望を持ち続けており、また新しい場面で出会うことを楽しみにしています。
お問い合わせ・参加申し込み
興味を持たれた方々には、ぜひイベントへの参加や情報のシェアをお願いしたいです。詳細については、以下のリンクからお申し込みが可能です。
イベント参加申し込みフォーム
ろーたすについて
『ろーたす』は、「1人1人の自己実現」を理念に掲げ、自分の可能性を最大限に引き出せる場所を提供するフリースクールを運営しています。また『ろーたすアフタースクール』として、日本財団の背後支援を受けた居場所事業も行っています。自宅から出ることが難しい方にはアウトリーチ支援も行い、さまざまな支援体制を整えています。また、保護者向けコミュニティ『スナックろーたす』や、卒業生が設立したボランティア団体『ミックスジュース』も運営しており、活動の幅を広げています。
[団体情報]
- - 団体名称: 特定非営利活動法人不登校・病児自立支援事業ろーたす
- - 所在地: 大阪市住吉区苅田3丁目9番11号
- - 理事長: 松下祥貴
- - 副理事長: 小澤信太朗
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