新プラットフォーム登場
2022-07-01 10:00:04
中古マンション売買をオンラインで完結する新プラットフォーム『Wednesday』の登場
新たな中古マンション売買の形
中古マンションを売却したり購入したりする際の手続きは、多くの人にとって煩雑で時間がかかる課題でした。しかし、最近発表されたオンラインプラットフォーム『Wednesday』が、その常識を覆す可能性があります。この新しいプラットフォームは、売買の全プロセスをオンラインで完結させることを目指しています。
デジタル化の背景と必要性
2022年5月18日に施行された「改正宅地建物取引業法」により、不動産取引における電子契約が全面解禁されました。これにより、不動産業界もデジタル化が進展することが期待されています。しかし、これまでアナログなプロセスが主流であったため、多くの人々が情報格差に悩まされてきました。特に不動産業界は、米国に比べてITへの投資が低く、これが売却から購入のプロセスに多大な時間と手間を要する原因となっています。
『Wednesday』は、そんな課題を解消するために開発されました。同プラットフォームでは、熟練のスタッフが提供するリノベーション済み物件や個別ニーズに応じたサポートを通じて、顧客に快適な体験を提供します。
『Wednesday』の特徴
このプラットフォームの最大の魅力は、一貫したサポート体制です。物件の検索から購入、さらには購入後の技術面でのサポートまで、コンシェルジュが顧客をサポートします。ここでは、専門的な知識を持ったプロフェッショナルが各分野に分かれ、顧客の疑問や悩みに的確に応えます。
また、リノベーション済みの物件が常時80件以上掲載されており、顧客は多様な選択肢から自分に適した物件を見つけられます。さらに、契約手続きもオンラインで完結し、職人による技術的な相談もLINEを通じて即時受けられるサービスも整っています。
売主と買主、双方のメリット
『Wednesday』は、購入者に対して仲介手数料が不要な点が大きなメリットです。さらに、リノベーションに関しては、在籍する一級建築士が顧客の要望に応じたプランを提案し、住まいの実現をサポートします。
売主側も、従来に比べてうんと早く現金化が可能です。iBuyerの仕組みにより、不動産を即時に査定・買取でき、これまで最長半年前後かかっていた現金化までの時間を最短数日で実現します。
地域の不動産市場に向けた展望
現在、首都圏の新築マンション市場は高騰を続けており、中古マンションの価値が改めて注目されています。『Wednesday』の導入により、不動産取引がスムーズに進むことが期待されますが、これは単なるトレンドにとどまらず、業界全体を変革する力を秘めています。これからの不動産業界は、テクノロジーの力で新たな顧客体験を提供できる時代となるでしょう。
会社概要
『Wednesday』を運営する株式会社MUSUBUは、2012年に設立され、東京都港区に拠点を置いています。同社では不動産業界におけるデジタル化を推進し、顧客の安心・快適な生活を実現するための取り組みを続けています。公式ウェブサイトには詳細な情報が掲載されていますので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社MUSUBU
- 住所
- 港区芝浦3-13-3芝浦SECビル2F
- 電話番号
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