フォーティエンスと令三社、製造業の未来探る研究所設立
日本の製造業の未来を探る「SCエコシステム経営研究所」設立
フォーティエンスコンサルティング株式会社と株式会社令三社が共同で設立した「SCエコシステム経営研究所」は、製造業の変革を目指す新たなバーチャル研究組織です。この研究所は自律分散と協創をテーマに、日本の製造業が直面している複雑な環境の中で求められる未来の姿を探求します。
背景
現在、製造業はグローバルな需要変動や地政学的なリスク、供給制約など、さまざまな不確実性に直面しています。こうした課題に対して企業は柔軟な対応力が必要であり、特に自律的な意思決定が重要です。これまでの中央集権的な管理体制では対応が難しく、現場の知恵を利用した新しい解決策の創出が期待されています。
このような状況において、AIの導入が注目されています。人間とAIが協力することで、複雑な状況に適応しながら進化する新しいSCM(サプライチェーンマネジメント)の実現が可能になります。フォーティエンスのビジネスプロセス支援と令三社の経営理論の知見を組み合わせることで、それぞれの企業が持つ知識を活かし、次世代型のサプライチェーン運営のモデルを追求します。
研究の枠組み
「SCエコシステム経営研究所」では、以下のようなテーマに取り組む予定です:
1. 自律分散型マネジメントの探究
これまでの中央集権的なSCMに代わり、自律分散型のマネジメントモデルを研究します。企業がそれぞれ自らの判断で動ける環境を整えることで、持続的な進化が可能となります。
2. 先進モデルの適用研究
特にスタートアップ企業やデジタル企業で成功を収めた自律分散型モデルを、伝統的な大企業に適用できる可能性を探ります。製造業全体をエコシステムとして捉え、変革の道筋を示すことを目指します。
3. 知識循環と価値創出の研究
人間とAIが持つ役割を分担する新しい仕組みを活用し、知識が循環することで創発的な価値を生む方法を探ります。このプロセスを通じて、製造業が求められるイノベーションを支えることを目指します。
研究成果の公開
研究の成果は業界を横断する知見として整備され、令三社とフォーティエンスのWebサイトにて定期的に公開される予定です。単なる事例紹介に留まらず、多くの企業が価値創出に向けて活用できる情報を提供することを目指しています。
両社の特徴
令三社は、世界の組織思想や経営理論を日本の文脈で再解釈し実践に落とし込む組織研究を行っています。一方でフォーティエンスは、NTTデータグループ傘下として、広範な業界に向けたSCM変革のコンサルティングを提供する企業です。
この2社の提携により、日本の製造業が直面する困難に立ち向かうための新たな知見を生み出そうとしています。今後の研究所の取り組みに期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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フォーティエンスコンサルティング株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイスイーストタワー11F
- 電話番号
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03-3517-2292