Dental Predictionとロッテメディパレットが業務提携し歯科の情報発信を強化

株式会社Dental Prediction（本社：東京都港区、代表取締役：宇野澤元春）は、ロッテメディパレット株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：酒井喬亮）と業務提携契約を結び、国民の健康寿命の延伸を目指した取り組みを強化します。この提携は、11月1日（金）に正式に発表され、主に歯科領域における情報発信の強化を図るものです。

提携の核心は、Dental Predictionが提供している「歯科の健康相談 mamoru」アプリと、ロッテメディパレットが運営する総合ヘルスケアメディア「Medi Palette」との連携です。この協力により、歯科医師にいつでも相談できる機会を増やし、歯科に関連する情報をより充実させていく予定です。両社は、口腔機能の維持や向上を目指し、健康への興味を喚起し、早期の受診を促進することに取り組みます。

具体的な取り組み内容としては、Dental Predictionが提供する「歯科のQ&A」コンテンツを「Medi Palette」へ掲載し、訪問者や会員への「歯科の健康相談 mamoru」の紹介を行います。また、「歯科の健康相談 mamoru」の会員には「Medi Palette」の記事も紹介していく予定です。

口腔機能の重要性についても考慮されています。口腔機能とは、食べ物を咀嚼し飲み込む、はたまた発音や表情を作るための基本的な能力です。この機能を維持・向上することは、脳卒中や心臓病、認知症などの介護リスクを低下させ、健康寿命を延ばすうえで重要です。そのため、定期的な健診の受診が必要だと言われています（厚生労働省「歯周病検診マニュアル2023」より）。

両社の代表者も意気込みを語っています。Dental Predictionの宇野澤元春代表は、全身の健康を意識する人が増えている一方で、歯や口の健康に対する理解が不足している現状に懸念を表明し、この提携により早期受診を促すことができるとの期待を寄せています。一方、ロッテメディパレットの酒井喬亮社長は、信頼性の高い情報を提供することの重要性を訴え、今回の連携が口腔領域においてより専門性のある知見を提供できる機会になると述べています。

また、Dental Predictionが提供する「歯科の健康相談 mamoru」は、ユーザーが口腔の健康に関して気軽に相談できるサービスです。AIモデルを活用しており、100名以上の歯科医師が監修にあたっています。7ヶ月で40,000人の利用者を抱え、相談件数も5,000件を超えた実績があります。

ロッテメディパレットの「Medi Palette」は、2020年に立ち上げられた健康情報を提供するメディアで、信頼性の高い記事を通してユーザーの健康寿命をサポートしています。両社の強力なタッグによって、歯科に関する情報提供がさらに加速し、国民の健康意識がさらに高まることが期待されます。