ファン体験向上へ
2025-01-22 10:36:41

ウフルが福岡ソフトバンクホークスのファン体験を向上させるシステム刷新に成功

株式会社ウフルが福岡ソフトバンクホークスのファンエンゲージメント強化に向け、本拠地であるみずほPayPayドームのVIPルームシステム更新を手掛けた。これにより、ファンとのつながりをより一層強化し、快適な野球観戦体験を提供することに成功した。

皆さんも知っての通り、福岡ソフトバンクホークスは地域に根差したプロ野球チームであり、そのファンとの絆を深めるための取り組みが重要視されている。VIPルーム「スーパーボックス」は、ファンに特別な観戦体験を提供する役割を果たしており、そのためのシステムが老朽化しているという問題を抱えていた。ウフルは、業務効率やサービス品質向上のため、予約管理やオーダーシステムの統合を進めることにした。

具体的には、ウフルはSalesforceを基盤とし、AWSおよび自社開発のモバイルオーダーシステム「売り子ール」を連携させた。これにより、手動で行っていた予約情報の入力作業が自動化され、リアルタイムでの管理が可能となった。予約情報のスムーズな共有や業務効率の大幅な向上が図られ、予約登録率は10〜20%向上した。この結果、売上の増加にも寄与している。

また、VIPルームの利用者がフードやドリンクを注文する際には、「売り子ール」を利用している。その結果、従来の紙の伝票管理が廃止され、厨房や配膳スタッフ間での情報共有がリアルタイムで可能に。これにより、注文から配膳までの時間が大幅に短縮され、試合終了時に集中する精算による待ち時間も解消されるなど、顧客体験が一新された。

福岡ソフトバンクホークスの事業運営本部長である吉村氏は、今回のシステム刷新について「期待以上のシステムが完成し、現場の方々もお客様も喜ぶものを作り上げることができた」と述べている。彼は、業務の効率化にとどまらず、顧客に対するサービス向上といった面でもこのシステムの意義を強調した。

ウフルは今後も「テクノロジーと自由な発想で、持続可能な社会を創る」という理念のもと、企業や自治体、行政機関のデジタルトランスフォームを支援し続ける。「山や海といった自然の中でのDX化も進行中で、地域貢献が重要なテーマにもなっている」と説明している。

この技術革新により、福岡ソフトバンクホークスとファンとの関係がより深まり、今後の成長が期待されている。ファンとしても、進化するテクノロジーを通じて、これまで以上に充実した観戦体験を楽しむことができそうだ。デジタル技術の進展によって、今後どのような新しいサービスが生まれるのか、要注目である。


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会社情報

会社名
株式会社ウフル
住所
東京都港区虎ノ門4−1−1トラストタワー23階 WeWork内
電話番号

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