NECの新光伝送装置
2026-01-16 11:30:32

NECが世界初のファンレス設計 光伝送装置を発表

NECが提供する革新技術:SpectralWave WX-Eシリーズ ETM54C



NECは、新たに小型光伝送装置「SpectralWave WX-Eシリーズ ETM54C」を発表しました。この装置は、世界初のファンレス設計を採用したデータセンター向けの製品であり、オール光ネットワークの実現に向けたステップです。本製品は2023年1月より出荷されており、様々な特長を有しています。

ファンレス設計による低消費電力


SpectralWave WX-Eシリーズ ETM54Cの最大の特長は、ファンレス設計による低消費電力です。これまでの光伝送装置では、ファンを必要とすることが一般的でしたが、本製品は自然空冷機構を採用。消費電力を抑えるために、効率的な電源回路、高性能なヒートシンクの設計がなされています。この設計により、メンテナンスが容易になり、故障のリスクも軽減されるため、コスト削減にも寄与します。

省スペース設計


さらに、この装置は1Uの高さを保ちながら、横幅を半分に設計されています。このため、スペースの制約があるエッジデータセンターでも、高密度の設置が可能となります。データセンター運営者は、限られたスペースを有効に活用でき、運用コストの削減も実現します。

高速データ伝送性能


SpectralWave WX-Eシリーズ ETM54Cは、最大54波(合計21.6Tbps)のデータ伝送を実現します。1波あたり400Gbpsの光信号を束ねて伝送する能力を持つことから、データセンター間での大量のデータ交換を効率的に行うことができます。これにより、ユーザーに対して高いサービスの質が提供できるようになります。

オープンな仕様への対応


本製品は、OpenROADMやOpenZR+といった標準規格に準拠しており、マルチベンダー環境においても相互接続が可能です。この対応により、異なるメーカーの機器とも連携が容易になり、システム全体の柔軟性が向上します。

環境への配慮


NECは、この新たな光伝送装置を通じて、カーボンニュートラルな社会の実現にも寄与したいと考えています。持続可能な未来を目指す中で、データセンターの効率化は重要なテーマです。この装置の開発には、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の助成も受けており、研究の成果を生かした新たな技術が展開されています。

まとめ


NECの「SpectralWave WX-Eシリーズ ETM54C」は、データセンターにおける新しい光伝送のスタンダードを提示する製品です。低消費電力、省スペース設計、高速伝送という3つの大きな特長を備えており、今後ますます需要が高まるであろうデータ運用の効率化に貢献することが期待されます。これからもNECの新技術に注目です。


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会社情報

会社名
日本電気株式会社
住所
東京都港区芝5丁目7-1
電話番号

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