STORES、自社の多様性推進が評価され「ジェンダーダイバーシティ AWARD 2025」で最高賞受賞

STORES株式会社は、最近発表された「ジェンダーダイバーシティ AWARD 2025」において、唯一のプラチナ認定を受け、大賞を受賞しました。このアワードは、IT業界におけるジェンダーギャップ解消に向けた優れた取り組みを表彰するもので、主催はbgrass株式会社です。STORESは、経営陣の強力なリーダーシップ、データに基づくKPIの設計、また、社外との連携活動など、幅広い施策を通じてダイバーシティを推進していることが評価されました。

主な評価ポイントとして、取締役やCTOなど経営層の強いコミットメントがあり、採用や賃金、キャリアに関するデータの可視化と改善アクションが実施されている点が挙げられます。また、女性エンジニアの比率に関する中長期的なKPIを明示したロードマップの策定、外部NPOとの連携による啓発活動や採用パイプラインの形成なども高く評価されました。

審査員からのコメントも非常に高評価で、経営陣がダイバーシティ推進の本質を理解し、一貫した取り組みを行っている点に称賛が寄せられました。特に、男女の賃金格差データの公表や女性向けエンジニアイベントの実施など、具体的なアクションが取られていることも評価されています。これらの取り組みにより、STORESはDEI（Diversity, Equity, Inclusion）の推進においてロールモデルとしての地位を確立しています。

加えて、STORESは新たに「Girls AI Scholarship by STORES」を開始することを発表しました。このプログラムは、2030年までにエンジニア職における女性の採用比率を30％以上に引き上げることを目指しており、プログラミング学習の継続支援をAIツールを活用して行います。支援対象者には、AIコード補助ツール「Cursor」の利用料を補助することで、学習のハードルを下げ、多様な人材があるべき職場環境を支援します。

STORES株式会社の取締役、佐俣奈緒子氏は、「Just for Fun」というミッションのもと、本格的にダイバーシティ推進に取り組んできた成果が現れ始めていると述べました。短期的な事業数値にとらわれず、持続可能な組織や社会を目指す姿勢は、今後の更なる取り組みに期待が寄せられています。

STORESでは、今後も多様性推進を重要なテーマとして位置づけ、さまざまなメンバーが活躍できる環境づくりを進めていくことを宣言しています。今回の受賞は、その努力の一環としての成果であることは間違いありません。さらに、ダイバーシティに対するその取り組みは、業界全体に良い影響を及ぼすことでしょう。将来的には、これらの取り組みが社会的な変革を促し、多様性がある組織文化を定着させることを目指しています。STORESの活動に今後も注目していく必要があります。