城西国際大学サッカー部、悲願の関東リーグ3部昇格
2025年度、城西国際大学サッカー部が関東大学リーグ3部への昇格を果たしました。これは12月7日に行われた「関東大学サッカーリーグ戦3部参入プレーオフ決定戦」で、東京経済大学に2-1で勝利した結果です。サッカー部にとっては、長年の目標がついに実を結び、多くの人々の支えに感謝の意を表したいと考えています。
昇格の背景と選手の思い
主将の福田南波選手は、日頃の支援に対し深い感謝の言葉を述べました。「入学以降、関東3部昇格を目指して戦ってきましたが、思うような結果が出ず、何度も悔しい思いをしてきました。しかし、今年はその目標を達成することができ、本当に嬉しく思います」と語る福田選手。
今年の試合はすべてハードな戦いばかりで、特に参入戦では5試合中4試合が先制を許す展開でした。しかし、仲間を信じ、共に困難を乗り越えたことで、一体感が生まれたと強調します。「特にシーズン終盤はチームの結束が一層深まり、その一体感を試合で表現できたことが素晴らしい」と振り返る彼の言葉には、仲間への愛情が表れています。
福田選手は、4年生としての現役生活がこの段階で終わることに感慨深い思いを寄せつつ、来年からの後輩たちに向けて、「厳しい戦いが続くけれど、『最強の挑戦者』として引き続き戦い続けてほしい」と期待を寄せました。
総監督のコメント
福井哲総監督は、サッカー部の拠点である「PRINCE TAKAMADO MEMORIAL SPORTS PARK」の重要性に触れ、「日本サッカーの発展を目指し、創部以来努力してきた」と述べました。また、三女の高円宮絢子さまがマネージャーを務めた経緯があることもあり、昇格は大学の歴史にも刻まれる意味を持っています。
福井監督は、2017年からこのチームを指導しており、自由に考えて行動する力を持つ選手を目指して活動を続けてきました。「この度の昇格は、オーナーや先輩たちの努力の積み重ねの成果だと感じています」と感謝の気持ちを表しました。
今後の展望
昇格を果たしたとはいえ、目指すべきゴールはまだ先にあります。関東リーグで活動する責任感を強く感じながら、千葉大学サッカーの代表として定着し、さらなる飛躍を遂げるべく努力していくとのことです。
「今後も温かいご声援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます」と締めくくった福井監督。城西国際大学サッカー部は、これからも挑戦を続けます。皆さんの応援が、選手たちの力になります!