資源循環プロジェクト
2025-02-20 11:56:49

NECとNewNormDesignが東京都の資源循環プロジェクトに参加し、持続可能な社会の実現を目指す

NECとNewNormDesignが資源循環に挑戦



東京都の主催するグローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業「Global CityTech Bridge」に、NECとNewNorm Design株式会社が実装パートナーとして参加することが決定しました。このプロジェクトは、大都市関連のテクノロジー「CityTech」を用いてイノベーションを創出し、持続可能な社会実現を目指しています。

プロジェクトの目的


「Global CityTech Bridge」は、スタートアップ企業と、豊富なアセットおよびノウハウを持つ実装パートナーとの連携を促進し、具体的な社会実装を行うことを目的としています。特に、今回NECとNewNormDesignが取り組むのは、資源循環プロジェクトです。このプロジェクトでは、NewNormDesignが開発したサステナブルな建築資材向けプラットフォーム「Matinno」を活用し、リサイクル拠点とリサイクル可能な資材を結びつけるためのネットワーキングマップを作成します。

この取り組みにより、建設業界を含む複数の業界での廃棄物量や埋立量を削減し、循環型経済を推進することを目指します。さらに、データを活用し資源循環を促進することで、持続可能な新たな経済システムの創造を進めていくことがを考えています。

NECの取り組み


NECは、2020年に策定した「NEC 2030VISION」に基づき、「地球と共生して未来を守る」理念を掲げ、気候変動や水リスク管理、サステナビリティに向けた様々な取り組みを行っています。特に資源循環に関しては、生産から使用、リサイクルといったプロセス全体を見据え、廃棄物の削減に注力しています。また、再生プラスチック市場の拡大を目指す団体「Sustainable Plastics Initiative」への参画を通じて、持続可能な経済システムの構築に貢献しています。

NECはさらなるデジタル技術の活用を進め、新たな資源循環に向けた事業の立ち上げを計画しています。最近では、マテリアルズ・インフォマティクス技術を用いた再生プラスチック製造の効率化に向けた実証実験も発表しています。

NewNormDesignのビジョン


一方、NewNormDesignは、持続可能なデザインを提案する建築デザイン事務所として2020年に設立されました。彼らのデザインプロセスは、空間デザインに留まることなく、長期的な視野で美しさと実用性を追求します。また、各プロジェクトにおいてブランディングやサステナビリティへの配慮も重視し、持続可能な社会を実現するための新しい規範を確立しようとしています。

サステナブルな建築資材のプラットフォーム「Matinno」では、余剰建設資材のリサイクルや再利用を促進するための情報を提供し、CO2削減を目指しています。これにより建設業界のサステナビリティ向上を図ります。

今後の展望


NECとNewNormDesignは、今後も持続可能な社会実現に向けて、資源循環に関する取り組みを強化し、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルを推進していきます。また、社会全体のサステナビリティに寄与するための連携を深め、持続可能な未来へ向けたイノベーションを目指して尽力していく所存です。更に新技術の導入やデータ連携の強化により、持続可能な資源の利用拡大を図ることにも意欲を示しています。

詳しい情報は、NECの公式ウェブサイトNewNormDesignのプラットフォームMatinnoをご覧ください。


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会社情報

会社名
日本電気株式会社
住所
東京都港区芝5丁目7-1
電話番号

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