小栗伸氏、新たな挑戦へ
2025年4月、株式会社THAは元NTTドコモの新規事業プロデューサーである小栗伸氏を最高プロダクト責任者(CPO)に迎えることを発表しました。東京・新宿に本社を持つTHAは、「日本を支える勇者たちに最強の強化魔法を」というビジョンのもと、AI技術を通じて中小企業の潜在能力の引き出しを目指しています。小栗氏の就任によって、THAの提供するAI社長がさらに魅力的なサービスへと進化することが期待されています。
THAと小栗氏の新たな展望
THAが開発している「AI社長」は、企業の社長の理念や業務知識をAIに取り入れた、24時間稼働するチャット型支援ツールです。これにより、企業は従業員に対していつでもどこでもサポートを提供できるようになります。小栗氏は、これからのTHAにおいて以下の取り組みを推進していく予定です。
1.
「AI社長」の導入支援体制の強化: 既存顧客への支援をより一層充実させ、顧客満足度を高める。
2.
AI社長秘書事業の立ち上げ: 新たな付加価値を提供し、THAの事業基盤を強化する。
3.
広報戦略と連携した製品設計支援: アワード活用を通じてTHAの製品の認知度向上を図る。
小栗氏のこれまでのキャリア
小栗伸氏は2001年にNTTドコモに入社し、音声認識、機械翻訳、AI通話など、数多くのAIプロジェクトを手掛けてきました。その中でも、国内初の音声対話サービス「しゃべってコンシェル」を成功に導き、1,000万人以上のユーザーを獲得しました。2021年には自身の会社「株式会社Visionary Engine」を設立し、30社以上の事業立ち上げを支援してきました。さらに、数々の国際的なデザインアワードでも受賞歴があります。
新たな環境での挑戦
小栗氏はTHAでの挑戦について「生成AIの本質は