日建リース工業、営業効率化を実現！AI開発エージェント「JITERA」が図面作成時間を短縮

日本の建設業界を支える日建リース工業株式会社は、営業用ツールの開発にAI開発エージェント「JITERA」を活用し、営業効率の向上を実現しました。

これまで、日建リース工業では建設現場の仮設事務所の提案営業を行う際に、図面データをその場で閲覧することができず、お客様先と会社の行き来が発生していました。このため、多くの時間と手間がかかり、提案スピードが低下し、受注率への影響も懸念されていました。

「JITERA」を活用した営業用ツールは、条件に合う図面を検索したり、その場でカスタマイズしたりすることが可能です。これにより、打ち合わせ中に最適な図面を提案し、参考価格も提示できるようになり、作図担当者と営業担当者の業務効率が大幅に向上しました。提案におけるリードタイムも短縮され、受注率の向上も期待されています。

「JITERA」とは？

「JITERA」は、株式会社Jiteraが開発したAI開発エージェントです。フロントエンドからバックエンド、インフラ、API連携まで、ソフトウェアリリースに必要な幅広い作業を自動化します。AIのサポートにより、要件定義を書くだけで、AIがシステム設計、開発、テストを迅速に行うため、エンジニアの工数削減だけでなく、プロジェクトマネージャーの業務もサポートし、開発プロセス全体を効率化します。さらに、AIがソースコードを出力することで、従来のフルスクラッチ開発と同等の柔軟性で、開発速度を3倍に高めることが可能です。

日建リース工業が「JITERA」を選んだ理由

日建リース工業は、開発パートナー選定において複数社とやり取りを行いましたが、多くの企業が提案内容の具体性や事業理解に欠けていました。一方で、「JITERA」は建設業界に精通した人材が在籍しており、業界に対する深い理解を示したことから、パートナーとして選ばれました。

また、限られた予算の中で可能なことを明確に提示していた点も大きな魅力でした。

プロジェクトの成功と今後の展望

日建リース工業は、「JITERA」とのプロジェクトを非常にスムーズに進めることができ、イメージ通りのシステムを構築することができました。

今後、システム改善が必要になった場合も、「JITERA」と協力してブラッシュアップを重ねていく予定です。

株式会社Jiteraについて

株式会社Jiteraは、「ソフトウェア開発の次の時代を創る」をミッションに掲げ、「JITERA」の開発や、開発支援、DX支援を行っています。

社員には、東証プライム上場企業の元取締役や、M&A経験を持つスタートアップ創業者CTO、Ruby on RailsやTypeScriptのコミット経験を持つエンジニアなど、高い専門性を持つ人材が集まっています。外国人比率は80%を超え、グローバルかつハイレベルな人材が活躍しています。LinkedInのフォロワー数は1万人を超え、シードスタートアップとしてはグローバル採用市場における認知度も高い点が強みです。