名古屋高速専用のハイブリッドジョイント『NCS-40』施工完了
株式会社クリテック工業が手掛けた名古屋高速道路専用の新型橋梁用伸縮装置『NCS-40』の施工が完了しました。このプロジェクトは、都市の高速道路インフラの進化を象徴する重要な取り組みとして注目されています。
『NCS-40』の特長
『NCS-40』は、名古屋高速道路に特化した設計が施されたハイブリッドジョイントです。従来の橋梁が示す特性によると、鋼床版は温度変化や交通の影響を受けやすく、特にジョイント部分には高い耐久性と柔軟性が求められます。具体的には、ジョイントの設置に際し、以下のような性能が必要とされます:
- - 舗装内に収まるコンパクトな形状
- - 高耐性のあるひずみ・振動性能
- - 鋼床版への確実な固定構造
従来品からの改善点
この新型ジョイントは、従来品に比べて多くの点で改良が施されています。特筆すべきは、伸縮を担うゴム部の形状をV字型からM字型に変えた点です。この形状変更により、橋軸直角方向の力に対する追従性が向上し、ゴムの切断リスクを大幅に減少させています。また、高い柔軟性を持つことで、固定ボルトにかかる反力も抑え込む設計となっています。
さらに、ゴムの設置位置を従来よりも低くすることにより、タイヤとの接触を回避し、摩耗リスクを減らすことに成功しています。これに加えて、プレス加硫接着を用いた接合方法により、止水性と耐久性が向上し、名古屋高速道路公社の厳しい耐久性試験にも合格しています。
幅広い対象市場に対する対応力
『NCS-40』は名古屋高速道路専用ですが、クリテック工業は、他の高速道路システムにも対応した多様な製品群を製造・提供しています。市場のニーズに応じて、400mmから600mmの伸縮量を持つ大型ジョイントから、20mmの小規模ジョイントまで幅広く展開しており、コスト最適化にも貢献しています。
総合的性能が求められる地域の橋梁
最近、全国各地で橋梁の老朽化が進んでおり、耐久性やメンテナンス性、ライフサイクルコストが重要視されています。ユーザーの要求に応じた設計と製品開発が、今後の課題です。
クリテック工業は、根本的な技術力でこれらの課題に挑むとともに、社会における持続可能なインフラの実現に寄与することを目指しています。
お問い合わせ
本プロジェクトや製品に関する詳細については、以下の連絡先までお問い合わせください。
- - 会社名: 株式会社クリテック工業
- - 所在地: 東京都港区新橋5-27-1 パークプレイス6F
- - 代表者: 代表取締役社長 若林勇二
- - 設立: 1996年12月
- - HP: クリテック工業