Shippio Worksで物流DX
2024-09-04 16:50:19

Shippioが新サービス「Shippio Works」を発表、国際物流業務の効率化を実現

Shippioが新たに始めた国際物流事業者向けプラットフォーム「Shippio Works」



株式会社Shippioは、2024年9月から国際物流事業者向けの新しいコミュニケーションプラットフォーム「Shippio Works」を提供開始すると発表しました。これまでShippioは荷主企業向けに「デジタルフォワーディング」と「Any Cargo」の2つのサービスを展開しており、初の物流事業者向けサービスの導入となります。

「Shippio Works」の概要



「Shippio Works」は、国際物流における情報とその流れを一元化し、関連する全ての関係者が必要な情報を簡単に確認できる環境を提供します。従来の国際物流業務では、電話やメールなど、複雑なやり取りが重なることで情報漏れや誤解が生じる「伝言ゲーム」を引き起こしていました。それに代わり、この新プラットフォームは必要なデータをクラウド上で集約し、ユーザーはいつでもリアルタイムで情報を共有できるようになります。結果的に、コミュニケーションコストが削減され、業務の無駄やミスも大幅に減少することが期待されます。

業界が抱える課題を解決



物流業界は人材不足や業務の属人化、ITリソースの不足といった課題に直面しています。2030年までに物流業界の労働人口は21万人不足するとされています。また、輸出入総額は新型コロナウイルスの影響を受けたにもかかわらず、直近4年間で20%も増加しています。Shippioはこのような状況を踏まえ、国際物流業務の効率化と標準化が急務であると考えています。

「Shippio Works」で実現できること



「Shippio Works」は次のような機能を提供します:
  • - 伝言ゲームの解消:情報の一元化により、転記漏れや情報のブラックボックス化がなくなります。
  • - 不透明性の解消:リアルタイムでの情報共有が可能になり、透明性も飛躍的に向上します。
  • - 過度な確認作業の削減:すべての情報が統合されているため、無駄な確認作業が不要に。

主な機能


主な機能には以下のものがあります:
  • - シッピング案件の一覧管理
  • - カーゴステータスのトラッキング・自動更新
  • - 社内外関連者とのチャット機能
  • - AI-OCRによる自動書類読み取り(秋頃実装予定)

このAI-OCR機能を使用することで、貿易書類の転記作業を大幅に削減し、業務効率の向上を図ることが可能です。これにより、書類からの転記漏れやミスのリスクが低減し、業務が飛躍的に効率化されます。

利用者の声とセミナーのご案内


すでに「Shippio Works」を導入した企業の関係者からは、コミュニケーションの改善や業務の標準化が実現したとの声が挙がっています。今後、9月には「国際物流総合展2024」での体験ブースや、Webセミナーで本サービスについて詳しく紹介される予定です。

未来へ向けて


今後は、この新サービスをはじめ、ITやAIを駆使したサービス展開を進め、国際物流業界の様々な課題の解決に貢献していくことを目指します。Shippioが描く「理想の物流体験」が、どのように社会実装されていくのか、これからの展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社Shippio
住所
東京都港区芝浦一丁目1番1号浜松町ビルディング 15階
電話番号
03-6812-9065

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