bud brand AWARD 2025 ラウンチと報告会の様子
最近、デザイン業界において注目を集めている「bud brand AWARD 2025」。この賞は、次世代のクリエイターを支援するために設立されたプロジェクトで、一般社団法人日本DESIGN BANKによって主催されています。主な目的は、新しい才能を国内外に発信し、彼らの作品を広く知ってもらうことです。特に、ミラノデザインウィークに向けた出展を通じて若手デザイナーの成長を促進しています。
bud brand AWARD 2025の開催趣旨
2016年以来、bud brandはミラノデザインウィークへの出展サポートを行い、若手デザイナーたちに国際舞台へのチャンスを提供してきました。2025年には、学生や35歳以下の若手クリエイターを対象としたコンペティションを開催し、全国から100人以上の応募者の中から選ばれた8つの作品が展示されました。
特に注目すべきは、あの「blue flag architect office」が協賛に加わっている点です。この建築事務所は、創造的な空間を作ることに情熱を注いでおり、若手の人材発掘や育成の支援を行っています。
トルトーナ地区での展示
今年の展示会場は、ミラノデザインウィークで最も集客が多いトルトーナ地区、通称「tortona rocks」となりました。このエリアは数多くの企業や個人が独自のプロダクトやアートを展示し、多様なクリエイティブの発信地としても知られています。2023年も会場には1万人以上のお客様が訪れ、盛況な展示となりました。特に注目されたのは、各出展者による個性あふれる作品群でした。
報告会と作品展示
さらに、福岡県福岡市にあるインテリアショップ「fremtiden」にて、2025年の報告会が行われました。展示期間は6月29日から7月2日までで、来場者はデザインに興味関心を持つ多くの方々が訪れ、若手クリエイターたちの作品を間近で楽しむことができました。
bud brand AWARD 2026へ向けて
この流れは2026年へと続き、来年も「bud brand AWARD 2026」の開催が決定しています。今年のテーマは「吊る×暮らしのアイテム」ということもあり、35歳以下のデザイナーには新たな挑戦が待っています。今後の発表や詳細については、公式ウェブサイトを随時チェックすることをお勧めします。
協賛企業の思い
「blue flag architect office」の代表である深瀬ヤスノリ氏は、「人が心から快適に感じる空間を創造することに価値を見いだす」と語りました。同事務所は、単なる「箱」を作るのではなく、本当に人々が喜ぶ空間を提供し続けることが理念です。若手クリエイターたちもこの理念に共感し、未来のデザイン界を担っていくことでしょう。
終わりに
bud brandの活動は、デザインの世界で未来を見据える貴重なステップとなっています。年々進化するクリエイティブ業界の中で、彼らの取り組みは多くの支持を受けており、今後も目が離せません。若手デザイナーたちは、各自の作品を世界に発信するチャンスを手にし、より高い目標に向けて挑んでいくことが期待されます。