エネルエックス・ジャパン、全国規模でのDR運用を開始
エネルエックス・ジャパン株式会社は、この度、同社のディマンドリスポンス(DR)サービスの運用範囲を全国大に拡大しました。これにより、沖縄電力管内や各一般送配電事業者が定義する離島を除く地域において、同社のDRおよびバーチャルパワープラント(VPP)サービスが提供できるようになります。
DRサービスの重要性
電力の需給に変動が生じる際、特に需給がひっ迫する状況では、エネルエックスの提供するDRサービスが生かされます。このプログラムは、電力消費の多い多様な需要家に向けられ、鉄鋼や非鉄金属、化学、製紙産業、データセンターなどにサービスを提供しています。これにより、エネルエックスは国内の電力市場でのシェアを拡大し、競争力を強化しています。
運用実績と展望
エネルエックス・ジャパンの代表取締役社長である奥山潮氏は、「私達は日本でDRサービスを提供できることを誇りに思っています。2020年度のDR運用は200MWを超え、約16%の市場シェアを確保しました」と述べており、着実な成長を達成してきたことを示しています。さらに、今後のサービス向上に向け、東京本社に加え、新たに大阪オフィスを設立しました。
合同の未来
この全国規模のサービス拡大により、エネルエックスは地域や業種を問わず、より多くの企業との連携を目指しています。顧客企業とのパートナーシップを強化し、電力需給の調整を行うことで、安定した電力供給を支える重要な役割を果たしていくことが期待されています。
エネルエックス・ジャパンは、これまで培ってきた経験を活かし、質の高いサービスを新規および既存の顧客に提供していく所存です。 DRサービスの拡充は、持続可能なエネルギー社会に向けた重要な一歩となるでしょう。
会社概要
エネルエックス・ジャパン株式会社は、東京都中央区に本社を構え、電力需給調整事業を専門としています。 同社のウェブサイトで最新の情報やサービス内容をチェックできます。
エネルエックス・ジャパン公式サイト
国際的なエネルギー企業としての展開
また、エネルエックスはグローバルに展開しており、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニア地域で6.3GWを超えるDR運用を行っているリーディングカンパニーとして知られています。 これにより、国際的な経験を国内にも生かし、斬新かつ効率的なエネルギーソリューションの提供が期待されています。
今後のエネルエックスの動きから目が離せません。