地域金融機関向けアプリ「＃tsumuGO_mobile」に本人確認サービス「LIQUID eKYC」導入～オンライン完結で利便性向上～

地域金融機関向けアプリ「＃tsumuGO_mobile」が「LIQUID eKYC」導入で進化

BIPROGY株式会社は、地域金融機関向けバンキングアプリ「＃tsumuGO_mobile」に、ELEMENTSグループのLiquidが提供する本人確認サービス「LIQUID eKYC」を導入したことを発表しました。これにより、口座開設や顧客情報の変更などの手続きがオンラインで完結できるようになり、利用者の利便性が大幅に向上すると期待されています。

「＃tsumuGO_mobile」は、百五銀行とBIPROGYが共同で提供する金融機関向けバンキングアプリです。フルバンキング機能を実装しており、場所や時間を問わず金融サービスを利用できます。今回の「LIQUID eKYC」導入によって、これまで郵送はがきや窓口での手続きが必要だった本人確認作業がオンラインで完結できるようになり、利用者の負担を軽減することができます。

オンライン本人確認の利便性向上

従来、オンラインでの口座開設や顧客情報変更など、本人確認が必要な手続きでは、書類をアップロードした後、郵送はがきが届いたり、窓口で手続きを行ったりする必要がありました。このプロセスは時間がかかり、利用者にとって大きな負担となっていました。

「LIQUID eKYC」は、スマートフォンで本人確認書類を撮影またはICチップを読み取り、自撮りの顔写真との照合を行うことで、オンラインでの本人確認を完結できるサービスです。このサービスは、犯罪収益移転防止法施行規則に対応しており、口座開設時には「ホ」方式、顧客情報変更時には「ホ」「へ」「ワ」方式を採用することで、安全かつスピーディーな取引を実現します。

口座開設や顧客情報変更にかかる時間短縮

「LIQUID eKYC」の導入により、口座開設や顧客情報の変更手続きにかかる時間が大幅に短縮されます。従来は約1週間かかっていた手続きが、最短で翌営業日中に完了できるようになります。これにより、利用者はより迅速に金融サービスを利用できるようになります。

「＃tsumuGO_mobile」と「LIQUID eKYC」の連携

「＃tsumuGO_mobile」は、地域金融機関や顧客の声を反映し、進化を続けているアプリです。今回の「LIQUID eKYC」導入は、顧客の利便性向上と地域活性化への貢献を目的としています。

「LIQUID eKYC」は、独自のAI技術、生体認証技術、OCR技術などを活用することで、撮影開始から完了までの離脱率を低く抑え、累計本人確認件数は4,000万件を突破しています。この実績と信頼性により、「＃tsumuGO_mobile」は、より安全で利便性の高いアプリへと進化していくことが期待されます。